航続距離590km!新型メルセデス・ベンツ「EQE SUV」が発表!熱アーキテクチャとナビゲーションを高効率化させ、長距離ドライブの快適性を大きく向上!

EQE 350 4MATIC SUV (WLTP: Stromverbrauch kombiniert: 22,5-18,6 kWh/100 km; CO2-Emissionen kombiniert: 0 g/km); Exterieur: AMG Line, obsidianschwarz metallic; Interieur: AMG Line, Leder schwarz/spacegrau;WLTP: Stromverbrauch kombiniert: 22,5-18,6 kWh/100 km; CO2-Emissionen kombiniert: 0 g/km* EQE 350 4MATIC SUV (WLTP: Combined electric energy consumption: 22.5-18.6 kWh/100 km; combined CO2 emissions: 0 g/km); Exterior: AMG Line, obsidian black metallic; Interior: AMG Line, Leather black/space grey;WLTP: Combined electric energy consumption: 22.5-18.6 kWh/100 km; combined CO2 emissions: 0 g/km*
メルセデス・ベンツより、モデルチェンジした新型「EQE SUV」が発表された。EQE SUVは、メルセデス・ベンツの完全電動モデル「EQ」シリーズのSUVモデルとして、EQEサルーンよりもダイナミックな仕上がりとなっている。その成果はサルーンモデルよりも9cm短くなったホイールベースによって旋回性が向上されている。

EQE SUVのパワートレインは、モジュール式の10個のリチウムイオン電池から構成され、最大総出力は最大400馬力に。電気駆動装置および高電圧バッテリーの廃熱を室内暖房に利用できる高効率な熱アーキテクチャを採用することで、過剰にバッテリー残量を消費することなく、欧州モデルでは最大航続距離590km以上を実現している。MBUXシステムに搭載されるインテリジェントシステムは、ナビゲーション時に充電スポット・充電費用も含む便利なルートを提供し、長距離運転のときにもストレスない快適なドライビングを提供してくれる。

より効率化した電動ドライビング

2023年型 メルセデス・ベンツEQE 500 4MATIC SUV

新型EQE SUVは、EQEサルーンよりもコンパクトで、ホイールベースは3030mmと9cm短くなっている。外形寸法は4863×1940×1686mm(全長×全幅×全高)。2つのEQS、EQEサルーン、そしてEQS SUVに続く第4のモデルとして、EQE SUVは新しいオールエレクトリック・プラットフォームを採用している。

EQE SUVは、モジュール式駆動コンセプトにより、244馬力から400馬力までの幅広い出力が実装されている。EQE SUVでは、リチウムイオン電池10個のモジュールで構成されているため、車載機器や構成によって、欧州モデルの航続距離は590km以上を実現している。自社開発された革新的なバッテリーマネジメントソフトウェアは、場合によっては無線アップデートすることができる。

新型EQE SUVでは、ヒートポンプを標準装備した洗練された熱アーキテクチャが採用されている。電気駆動装置(インバーターと電気モーター)および高電圧バッテリーの廃熱を室内暖房に利用できるため、非常に効率的にシステムを作動させることができる。これにより、室内暖房のためにバッテリーを消費することを防ぎ、航続距離の拡張に貢献している。

新型SUV「EQE」のシャシーは、フロント:4リンク式サスペンション、リア:独立マルチリンク式サスペンションで構成されている。3030mmという比較的短いホイールベースとそれに対応したサスペンションチューニングにより、基本的なセットアップでも特に機敏で操縦性に優れている。ADS+連続減衰力調整機能付きAIRMATICエアサスペンションは、オプションで選択することができ、地上高を上げるために、車高を最大30mmまで上げることができる。

MBUXがスマートナビゲーションを提供

MBUXハイパースクリーン(オプション)を購入すると、3つのディスプレイがほぼシームレスに融合した幅141センチを超えるユニットが搭載される。EQE SUVの助手席には、独自のユーザーインターフェースを備えた12.3インチのOLEDディスプレイがオプションで用意され、カメラベースのインテリジェントなブロックロジックによってドライバーが助手席のディスプレイの方を見ているかどうかを認識することができる。

エレクトリック・インテリジェンス搭載のナビゲーションはその名の通り、さまざまな要素に基づいて充電もプランに含めながら、最も速く、最も便利なルートを計画してくれる。また、渋滞やドライビングスタイルの変化などにも動的に対応する。エレクトリック・インテリジェンス搭載のナビゲーションは、充電スポットごとの充電料金の見積もりを算出するなど、スマートなシステムも採用されている。また、計画したルートを個別に編集することも可能で、ルート上に好みの充電スタンドを追加したり、提案された充電スタンドを除外したりすることができる。

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