日産 新型「セレナe-POWER」4月20日発売! 発売前に受注2万台超えと大好評! 新型セレナ購入者の半数以上が「e-POWER」を選択

日産自動車は、新型「セレナe-POWER」を4月20に発売する。新型「セレナe-POWER」は、発売前の段階で2万410台 (4月12日時点) を受注している。また、「セレナ」としては、1991年に初代モデルを発売して以降、国内での累計販売台数が200万台に到達した。
PHOTO:井上 誠(INOUE Makoto)/NISSAN

新型セレナ購入者の半数以上が選択する「e-POWER」がついに発売

新型セレナe-POWER「LUXION」

日産自動車は、新型「セレナe-POWER」を4月20に発売する。2022年11月に発表された新型「セレナ」は、室内空間の広さや利便性の向上に加え、最先端技術やクルマ酔いを軽減する技術を搭載するなど、家族との大切な時間を思い切り楽しむことが出来るミニバンだ。同年12月には先行してガソリン車の2WDモデルを発売されており、4WDモデルとe-POWER車は2023年春に発売とアナウンスされていた。

今回発売する新型セレナe-POWERは、新開発の1.4L e-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代「e-POWER」を搭載し、よりパワフルで気持ちの良い加速性能や、高い静粛性を実現している。また、カスタムカー「AUTECH」や、幅広いニーズに対応する福祉車両、車中泊仕様車「マルチベッド」など、特装車にも幅広くe-POWERをラインアップする。

また、新型セレナe-POWERには、センターピラーインナーなど複数の骨格車体部品に、新たに低CO2高炉鋼材※1を採用しCO2削減に貢献。低CO2高炉鋼は製造時のCO2排出量をマスバランス方式※2により100%削減するなど環境負荷を低減する素材として注目されている。

新型セレナを購入したユーザーの約半数以上がe-POWERを選択していて、15%以上が最上位グレードの「LUXION(ルキシオン)」を選んでいるという。ボディカラーは、プリズムホワイトが最も人気カラーで、次いでダイヤモンドブラック、2トーンではプリズムホワイト/スーパーブラックが好評としている。

新型セレナe-POWERの発売にあたり、日産自動車 日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャーの村田直哉氏は「新型セレナe-POWERが発売前に2万台を超える受注を頂いたことは、ユーザーの皆様にe-POWERが信頼され、期待されている証だと思っております。新型セレナを購入される方の半数以上が30〜40代のファミリー層というデータもありますので、新型セレナのコンセプトがファミリーの皆様に広く受け入れられて、とても嬉しく思います」とコメントした。

最上位グレードのセレナe-POWER「LUXION(ルキシオン)」には「プロパイロット2.0」を搭載する。

新型セレナe-POWERより「日産カーライフ保険プラン つながるあんしんプラス」を本格導入

日産の金融子会社である日産フィナンシャルサービスと、パートナーの損害保険ジャパンと共同で開発した、車両搭載のテレマティクス技術を活用した自動車保険プラン「日産カーライフ保険プラン つながるあんしんプラス」 を、新型セレナe-POWERより本格導入する。

すでに提供されている「日産カーライフ保険プラン」に、「安全運転アシストサービス」*3と「緊急対応トータルサポート」という2つを加えた、新たな保険サービスとなっている。

「安全運転アシストサービス」は、テレマティクス技術により車両から取得した走行データに基づき、ユーザーの運転挙動をスコア化することで安全運転に対する意識を高めると共に、スコア結果によって保険料が割引となる。また、「緊急対応トータルサポート」は、万が一の事故の際に、緊急対応(救援機関への連絡)からレッカー手配、保険会社への事故報告まで、一気通貫してユーザーをサポートする。

*1神戸製鋼所の低CO2高炉鋼材「Kobenable Steel」。神戸製鋼所が保有するミドレックス技術(天然ガス等を使った還元鉄製鉄法。高炉法に比べ、製鉄工程でのCO2排出量を20~40%抑制できることなどが特長)を用いて製造したHBI(熱間成形還元鉄)を、高炉に多量に装入することで、高炉工程におけるCO2排出量を大幅に削減

*2 製品の製造工程において、ある特性(例:低CO2品)を持った原料とそうでない原料とが混在する場合、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性を割り当てる手法

*3「安全運転アシストサービス」については、新型「セレナ」ガソリン車より導入、4月1日よりサービス提供開始済

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