歴代ロードスターが富士に集結! ロードスターオーナーズミーティング【モーターファンフェスタ 2023】

モーターファンフェスタ2023では初めての試みとして、ロードスターミーティングが開催された。初代NAから最新のNDまで、オーナーの個性が溢れるロードスターが集まった。

 世界中で長く愛され続けるロードスター。初代NAのレストアプロジェクトに、決して安くない金額ながら希望車が続出していることからも窺える。また、オーナー同士の横の繋がりが強いことも特徴のひとつで、今回のロードスターミーティングでは短い告知期間ながら歴代各モデルのロードスターが集まった。

こちらは受付で参加者に配られたクッキー。NA、NB、NC、NDの顔がデフォルメされたオリジナル!
テーブルの上にはクッキーがマツダエンブレムの形に並べられていた、こういう何気ない心遣いがオーナーに響くもの

 参加車両の多くは現行のNDロードスターで、ソフトトップ、RFに加え30周年限定モデルも登場。それに次ぐ台数だったのが初代NAというのがロードスターのロードスターたるゆえんか。販売終了から25年が経とうとしているのにこの人気の高さはさすが。

ずらり並んだNAロードスター。それまで過去の物とされていたライトウェイトスポーツカーの復権を果たした自動車史的にもエポックメイキングな存在だ。ロードスターのヒットを受けて欧州各車がこぞってライトウェイとスポーツカーを復活されたことからもそれが窺える。
NAのある意味完成形とも言えるNBロードスター。外観ではヘッドライトが固定式となっているが、プラットフォームはNAを進化させたもので走りの完成度は高い。クーペモデルやターボモデルが追加されたことも。
2.0Lエンジンを搭載して登場したNCロードスター。速さという面では今なお歴代有数のポテンシャルを持つ。電動格納ルーフのRHTが途中から採用され、人気を集めた。これはNDのロードスターRFへと繋がる。
そして現行のNDロードスター。日本市場のソフトトップはあえて排気量を1.5Lに落としつつ、最軽量モデルは1tを切る軽量化を果たし、NAのような手の内感を手に入れた。ドロップヘッドクーペのRFも追加され、デビューから7年が経過した2022年には、ND最多販売台数を記録するなど、人気は衰えない。
NDロードスターでは特別仕様車としてさまざまな色のソフトトップがラインナップされたことも特徴だ。

イベントの最後には、ロードスターミーティングの参加者が富士スピードウェイの本コースを1周するパレードランを実施。ロードスターとロードスターオーナーの心意気を、モーターファンフェスタの観客もきっと感じ取れたはずだ。

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