新型ZにGT-R、GRヤリス、GRスープラ、シビックタイプRにロードスター990S、どれも無料で乗れるんです! MFF2023 新型車大試乗会開催!【モーターファンフェスタ  2023】

4月23日(日)、富士スピードウェイで行われた「モーターファンフェスタ 2023」は、26,845人という過去最高の入場者数で賑わった。そのMFフェスタの中でも目玉企画といえるのが「新型車大試乗会」。今年は総勢72台という壮大な規模で行われた。国産車、輸入車、スポーツカーから電気自動車まで、あらゆるクルマに無料で試乗できるとあって、例年以上の盛り上がりを見せたのだ!
総勢72台の試乗車が一堂に会する姿は、圧巻だ!

軽トラ ハイゼットから、GT-R NISMOまで、すべて試乗OK!

モーターファンフェスタは、「自動車“体感・体験”イベント!!」をテーマに、2016年より行われている体験型イベント。本コース、ショートコースはもちろん、Aパドック、Bパドック、Cパドック、イベント広場など、あらゆるエリアを使って多くの参加型コンテンツが行われている。

中でも目玉となるのが「新型車大試乗会」だ。国内外総勢72台もの新型車に試乗することができるというもので、今年もパドックオープン時刻の8:00前から長蛇の列ができ、多くの来場者が試乗体験を楽しんでいた。

大試乗会は3つのカテゴリーに分かれている。メインとなる「試乗会」の参加車両が52台。EV車両だけを集めた「EV+Experience」が8台。あらかじめペアリングされた2台のクルマを、行きと帰りでそれぞれドライブできる「乗り比べ試乗会」が6組12台という具合だ。

先着順の受付で希望のクルマと試乗時間枠を選び、試乗時間になると、会場のイベント広場へ。誓約書記入の後、インストラクターから試乗の注意点を聞いて、ついに試乗がスタート。MFF試乗会では、参加者自身がハンドルを握ることができ、先導車に導かれて富士スピードウェイの構内路を体験試乗する。

試乗は10分程度と限られた時間ではあるものの、ディーラーマンの同乗もなく、富士スピードウェイの広く開放的な構内路を走る参加者からは、たくさんの笑顔が見られたことが印象的だった。来年は、ぜひ参加してみては?

先導車に続いていざ試乗コースへ! 写真はふつうのGRヤリスではなく、「KINTO モリゾウセレクション ソフトウェアアップグレード車両」というスペシャルバージョン。最大トルクは370Nmから390Nmへアップしている!
フェアレディZは、MTとATの2台が用意されていたが、人気が高く、すぐに枠が埋まってしまったもよう。
女性参加者もGT-R T-specに試乗。GT-R NISMOまで試乗車があるのだからスゴイ!
ルノーは、メガーヌR.S.、カングー、アルカナ、ルーテシアというラインナップ。
メルセデス・ベンツは、EVのEQE他、写真のAクラスと、AMG C43が登場した。
軽トラックのハイゼットまで試乗できるのは、モーターファンフェスタならでは。
ステランティスからは、発売したてのアルファロメオ トナーレ他、シトロエン C5 X、フィアット500e OPEN、プジョー リフターロング、ジープ コマンダーという個性あふれるラインナップ。
マツダは全12台とフルラインナップ出場の様相。とくに話題のCX-60は3台を持ち込み、PHEVやディーゼルハイブリッドが試乗できた。
BMW X3、2シリーズアクティブツアラーも参加。MINI クロスオーバーも登場した。
ホンダはシビックを中心に出展。とくに「乗り比べ試乗」は、シビックタイプRとメガーヌR.S.の乗り比べが実現! 羨望の組み合わせとなった。
スズキはスイフトスポーツやジムニー他、人気モデル5台のラインナップ。
三菱の試乗車は、アウトランダー、エクリプスクロス、eKクロスEV。eKクロスEVは、サクラとの乗り比べ試乗にも供され、人気を呼んでいた。
フォルクスワーゲンは、ゴルフR、ポロGTI、ID.4のラインナップだ。
変わり種は、レヴォーグ2台による「乗り比べ試乗」。同グレードの2台ながら、1台のみ電子制御サスペンションがソフトウェアチューンされた「e-Tune」が施され、参加者は、その違いが体感できるというもの。

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