トヨタのWRC挑戦、スズキのMotoGP活動などについての講演が無料で聴ける自動車技術会モータースポーツフォーラム7月13日開催

自動車技術会は、「モータースポーツ技術と文化」と題したモータースポーツフォーラムを7月13日に開催する。オンライン開催となり事前登録が必要で、参加は無料、開催日時は7月13日9時30分~13時である。

公益社団法人自動車技術会(JSAE)は、自動車に関わる研究者、技術者、学生などで構成されている。自動車技術者が集う春季大会・秋季大会のほかに、人とくるまのテクノロジー展や学生フォーミュラなどのイベントも主催している。

その自動車技術会のモータースポーツ部門委員会が企画したフォーラムが7月13日に開催される。

自動車技術会モータースポーツ部門委員会は、モータースポーツの技術と文化をテーマに活動を続けている。自動車産業が環境対応への大きな技術変革にあるなか、その実験室の役割を持つモータースポーツもさまざまな技術改良が行なわれている。今年のフォーラムでは、最新のWRCでのトヨタの取組み、2輪からは今季限りでモトGPへの参戦を終了するスズキの活動、そして、次の世代を見据えたスーパーフォーミュラの取組み内容、新たなモータースポーツとして急速に広まっているeスポーツに関する講演を予定している。

「新事業誕生から4年目を迎えるe-sports DRAPOJI事業について」
長谷川工業株式会社 住田勝氏

「スズキのMotoGP活動」
スズキ株式会社 佐原伸一氏

「モータースポーツのDX スーパーフォーミュラ『SFgo』の取り組み」
株式会社日本レースプロモーション 柳澤俊介氏

「『人と車を鍛える!』WRCへの挑戦」
トヨタ自動車株式会社 長本真氏

モータースポーツフォーラムは、自動車技術会が2023年度に、夏季(2023年7月)、冬季(2024年1月)の2回にわたり、各12セッション、計24セッションで開催している自動車技術会フォーラムのなかで、夏季12セッションのひとつとして開催するもの。モータースポーツの普及と発展や、広く一般を含めた啓蒙活動。モータースポーツを入口とした将来の自動車技術者の育成。環境技術やeスポーツなどモータースポーツを取り巻く、新たな技術開発など最前線の取り組みに触れ、将来は自動車産業に関わりたいとする若年者を発掘・育成することを目的としている。自動車技術会では、特に、モータースポーツフォーラムにおいては中学生、高校生、大学生などの視聴を期待している。

自動車技術会フォーラムは、専門技術者に限らず、最新の自動車技術動向や自動車に係る社会システム全般に関心があるすべての人を対象に、技術および自動車産業について最新の動向や将来の展望を紹介する講演会。自動車技術会の会員・非会員を問わず、だれでも無料で聴講参加することができる。

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