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ウォータースポットができる前に、
コンパウンドに頼らずに頑固なウロコ汚れを退治
そこで紹介したいのがプロスタッフの『モンスター・ステインリーパー』である。ボディに付着したウロコ状の汚れやイオンデポジットを、液剤の力で溶かして落とすこの専用クリーナー。コンパウンドのように削らずに除去できるので、塗膜にもやさしいし細部までしっかりと処理できる。実はプロユース用の下地処理剤も手がける同社が、一般ユーザー向けに使いやすくアレンジしたケミカルが、このステインリーパーなのだとか。
液剤を塗布して拭き取るだけで驚きの溶解力!
それでは使い方を紹介していこう。ワックスやコート剤を施工している場合は、液剤が弾かれてイオンデポジットを除去することができない。あらかじめ水アカ除去シャンプーなどでワックスやコートを落としておいてから作業すること。準備が整ったらいざ施工スタートだ。
とはいっても、使い方は至って簡単。付属のフェルトに液剤を適量付けて、ボディを軽くなでるように塗布していくだけ。強くこする必要はない。
タテ、ヨコに軽く塗布して約1分したら、あとはマイクロファイバークロスで拭き取るだけ。拍子抜けするほど簡単に、頑固なイオンデポジットが除去できてしまう。ウロコや白ボケがスッと落ちる。まさに驚きの溶解力だ。それゆえにパートごとに施工するのも肝心。広い面積を一気に処理しようとすると、ムラなどができる原因になりかねないので要注意だ。
ちなみにこのモンスター・ステインリーパーは、バンパーやフェンダー、ドアミラーカバーやルーフ、グリルなどに使われることが多い未塗装樹脂の白ボケにも効果を発揮してくれる。施工後はくすんでいた樹脂が蘇り、本来の美しい黒光りが取り戻せた。
ガラスコートやワックス前の下地作りにもフル活用できる
ところで本格洗車の際は、ガラスコーティングを施工するひともいると思う。そんな時も活用したいのが、このステインリーパーだ。コーティングやワックスは下地が命。洗車のプロも下地処理に多くの時間を割く。コンパウンドでひたすら削り落とすのではなく、ケミカルでイオンデポジットなどを溶かしながら、コンパウンドを併用して効率よく作業を進めるのが一般的だ。そうすればボディにもやさしく、イオンデポジットを除去できるからである。
モンスター・ステインリーパーを使えば、そうした効率のいい下地作りが可能になる。頑固なウロコや白ボケを除去しておいてからガラスコーティングを施工すれば、ボディはいちだんと輝きを増す。撥水効果も高まるし、耐久性も高まる。ウロコの再固着もしっかりガードできるというわけだ。これを使うだけで仕上がりが断然によくなるとか。プロ顔負けの仕上がりを実現したいなら、ぜひお試しあれ!