もうガソリンスタンドには行きません!? いち早く日産BEVにお乗りのオーナーさん、そのアレコレを教えてください!

わりと厳しい意見もアリ!? 【日産EV特集】サクラ/リーフ | これがオーナーの本音レビュー! 「電費は? 長所は? 短所は?」 | モーターファン会員アンケート

今回は少し趣向を変えてMotor-FanTECHの会員の方々にもオーナーがいる日産のEVの本音レビューをお届けしよう。サクラ、リーフのオーナーにアンケートを実施、オーナーだからこそわかる電費、不満、良いところを見てみよう。

日産 サクラ (2022年~)

暁-アカツキ-サンライズカッパーブラック 2トーン(2022年モデル)

サクラは日産が2022年から発売しているトールワゴン型、軽自動車規格の電気自動車で、三菱自動車工業との共同開発車。三菱のeKクロスEVとは兄弟車となる。日産にとってはリーフ、アリアに次ぐ3モデル目の量販電気自動車となる。アクセルペダルの操作のみで加減速が可能でクリープ機能を備えた“e-Pedal Step”が搭載されているほか、全方位運転支援システム“360°セーフティアシスト”などの先進運転支援機能や安全機能がふんだんに搭載されている。

■2022年式 サクラ G 「基本、自宅充電で、もはやガソリンスタンドに行かなくていい」

ニックネーム: mashiter 年式・グレード: 2022年式 サクラ G 性別:男性(50代) 居住地域:北海道

ニックネーム: mashiter 年式・グレード: 2022年式 サクラ G 性別:男性(50代) 居住地域:北海道

平均電費:7.0km/kWh(夏は8.5km/kWh、冬は5-6km/kWhを予想)
長所:基本、自宅充電で、もはやガソリンスタンドに行かなくていい。アクセルオンと加速にラグがなくリニア。低重心でコーナーリングが気持ちよい。内装のプレミアム感が軽自動車を超えている。暖気などせずに温風が出てきて快適。
短所:航続距離が短く、急速充電の受け入れ充電速度が遅いため、遠距離ドライブは時間とコスパが極端に悪くなる。そのため、通勤と中・近距離のお出かけ用途に限られる。そのため、自宅への基礎充電設備設置が必須である。

評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★☆☆ エアコン不使用時は5、夏季は4、特に冬季の電費悪化は著しく、3。
装備:★★★★★
満足度:★★★★☆

このクルマの購入を検討している人にひと言
「自宅に基礎充電用コンセントが設置でき、通勤や買い物用途として購入する方には最高の乗り物です」

■2022年式 サクラ Gプレミアム寒冷地仕様 「補助金が枯渇したとしても買う価値十分」

ニックネーム:横浜のハクション大魔王 年式・グレード:2022年式 サクラ Gプレミアム寒冷地仕様 性別:男性(50代) 居住地域: 神奈川県

ニックネーム:横浜のハクション大魔王 年式・グレード:2022年式 サクラ Gプレミアム寒冷地仕様 性別:男性(50代) 居住地域: 神奈川県

平均電費: 8.1km/kWh (市内の街乗り中心)
長所:軽規格なのにパワフル、スムース。内装はシンプルながら先進装備満載で、強化する部分と削る部分の取捨選択をしっかりしている。圧倒的な車内の静かさとターボエンジンを凌駕する加速力。乗っていて楽しくなる満足度100%の車。
短所:航続距離はWLTCモードで180kmです。これは、ガソリン車に比べれば短いと言わざるを得ませんが、うまく急速充電を利用すると3~400㎞の小旅行も苦ではない。その他の短所を探したが、今のところこれと言って見当たらない。

評価
外観:★★★★★ 先進的、革新的で、今までにないデザイン。
室内:★★★★★ 質感充実。
走行性能:★★★★★ なんといっても80㎞/hまでの加速は必要十分。
燃費性能:★★★★★ 走り方によってはカタログ値を凌駕する。
装備:★★★★★ SOSコールは安心感抜群。
満足度:★★★★★ 優遇税制などコスパ最高。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「補助金が枯渇したとしても買う価値十分。ただし、一度に長距離には不向き」

日産リーフ (初代:2010~2017年 現行2代目:2017年~/日本市場)

日産リーフ歴代。左から初代、2代目『LEAF e+』、2代目『LEAF NISMO』。

リーフは日産が2010年から販売している5ドアハッチバック型、Cセグメントに属する世界初の量産電気自動車。型式名に付けられた「ZE」は「Zero Emission(ゼロ・エミッション)」の略。日本はもちろん世界の一般家庭への電気自動車普及のパイオニアである。日本では2010年から2017年まで発売された初代モデルは世界販売累計‘約30万台を記録している(2018年1月9日発表)。国内では2017年9月に現行の2代目モデルへフルモデルチェンジしたが、プラットフォーム(と左右ドア)は初代からの流用。アクセルペダルのみの操作で、発進、加速、減速、停止保持が可能な“e-Pedal”や、国産車初の本格的自動駐車システムでアクセル、ブレーキ、ハンドル・シフト、パーキングブレーキまでを自動制御する“プロパイロット パーキング”などが搭載されたことで話題となった。

■年式不明 初代リーフ G 30kwh「使用シーンを購入前に想像して、自分に向いているのかを考えないと後悔しそう」

ニックネーム:なお 年式・グレード:年式不明 リーフ G 30kwh 性別:男性(40代) 居住地域:愛知県

ニックネーム:なお 年式・グレード:年式不明 リーフ G 30kwh 性別:男性(40代) 居住地域:愛知県

平均電費:未回答 (大都市部5km以内の移動が9割)
長所:ガソリンを使わない、二酸化炭素を排出しない、環境にやさしい、ガソリンエンジンを搭載しないので騒音が少ない、モーター駆動によるリニアな加速感が得られる、先進的な電気自動車に乗っているという優越感が得られる。
短所:1~2分で満タンにできるガソリンと違って充電時間が長い、推定走行可能距離があてにならない(温度やエアコンの使用状況、上り坂など道路環境によって一気に短くなる)、ブレーキペダルの踏み心地が異常、EV=先進的なイメージなのにヘッドライト等がバルブ

評価
外観:★★★☆☆
室内:★★☆☆☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★☆☆

このクルマの購入を検討している人にひと言
「中古のリーフがサクラより安く買えるので購入を検討する人も多いと思うが、グレード選択をしっかり考えないと、イメージとちぐはぐになってしまう気がする。また、電気自動車の使用シーンを購入前に想像して、自分に向いているのかを考えないと後悔しそう」

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