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各自動車メーカーの北米部門が発表した販売実績を見ると、1-9月の実績は各社昨年同期比で大きくプラスとなっている。昨年(2020年)はコロナ禍でディーラーが閉まっている期間があったなど、通常とは違う状況だった。したがって、各社、プラスになっているのは、ある意味当然と言える。
販売台数の多い順に1-9月の販売実績を見てみよう
■トヨタ1-9月
トヨタ全体 185万7884台(+29.1%)
TOYOTA 161万9078台(+28.6%)
LEXUS 23万8806台(+32.3%)
■ホンダ 1-9月
ホンダ全体 117万9424台(+21.3%)
HONDA 105万2485台(+20.0%)
ACURA 12万6939台(+33.9%)
■日産 1-9月
日産全体 78万2656台(+19.3%)
NISSAN 73万5053台(+23.1%)
INFINITI 4万7603台(−19.3%)
■スバル 1-9月
SUBARU 46万2802台(+6.0%)
■マツダ 1-9月
MAZDA 27万3213台(+34.4%)
9月は全社大きくマイナス
発表された9月単月の販売実績(日産は7-9月のQ3第三四半期)の数字を見ると、半導体の供給不足などによる減産が販売の現場に大きな影を落としているのがわかる。
■トヨタ 9月
トヨタ全体 15万2916台(前年同月比−22.4%)
TOYOTA 13万2916台(−24.5%)
LEXUS 2万2697台(−8.3%)
■ホンダ 9月
ホンダ全体 9万5716台(−24.7%)
HONDA 8万6303台(−24.4%)
ACURA 9413台(−27.3%)
■日産 7-9月(Q3)
日産全体 19万8955台(−10%)
NISSAN 18万8289台(−7,6%)
INFINITI 1万666台(−38.6%)
■スバル 9月
SUBARU 4万2054台(−30.0%)
■マツダ 9月
MAZDA 2万4045台(-0.8%)
2021年1-9月 北米でもっとも売れた日本車は?
2021年1-9月、北米でもっとも売れた日本車の上位は次のようになっている。カッコ内は昨年同期比である。
トヨタRAV4 31万3447台(+3.6%)
ホンダCR-V 29万140台(+22.3%)
トヨタ・カムリ 25万6769台(+25.3%)
日産ROUGE 23万4647台(+40.2%)
トヨタ・カローラ 21万7727台(+31.0%)
ホンダ・シビック 21万6575台(+7.8%)
トヨタHIGHLANDER 20万7564台(+46.9%)
トヨタTACOMA 20万631台(+22.6%)
ホンダ・アコード 15万7988台(+9.7%)