装甲ボディと安全ガラスを採用した防弾仕様のBMW X5 “プロテクション VR6″が新型に! 4.4L V8ツインターボで530馬力と750Nm!!

世界最大の販売台数を誇るプロテクション・ビークル「BMW X5 "プロテクション VR6"」は、X5をベース車両とした要人輸送などに使用される防弾仕様車だ。今回発表された新型では、現行X5のエクステリアと最先端のデジタル技術によるコックピット・デザインを継承している。パワーユニットには、ツインパワー・ターボ・テクノロジーを搭載したV8エンジンの最新バージョンが搭載され、状況に問わないダイナミックなパフォーマンスを発揮。また、プロテクション仕様車ならではの装備として、専用設計された装甲ボディと安全ガラスを搭載し、耐弾性車両ガイドラインおよび耐爆発性車両ガイドラインに従って、完成車両の公式認証が発行されている。

スタイリッシュさと堅牢さを兼ね備えたエクステリアデザイン!

新型「X5 プロテクションVR6」の新しいエクステリアデザインは、V8エンジンを搭載した標準モデルを踏襲したもので、スポーツテイストの控えめな顔つきに仕上げられている。従来より35mm細くなったフロントライトのアウトラインや、ウィンカーも兼ねているドライビングライト、マトリクスLEDライトとノンダズリング・ハイビームが標準装備されている。

ボディサイドには、フロントホイールアーチ部の新デザインのエアブリーザー、ブラック塗装のミラーキャップ、ハイグロス・ルーフレールを搭載。リアには、Mモデルでお馴染みの2本のテールパイプと力強いLEDテールユニットが装備されている。

乗員コンパートメントの装甲と安全ガラスは、保護機能の中核をなす要素である。ドア、サイドフレーム、ルーフ、バルクヘッド周辺には、ボディの輪郭に完璧に合わせた高強度スチール製の成形部品を使用。また、ボディ関連のセキュリティ対策として、ラゲッジ・コンパートメントの装甲パーティションとアンダーボディのアルミニウム製スプリンター・ガードが装備されている。

通常仕様にも劣らないスポーツ・ラグジュアリーなインテリア!

新型「X5 プロテクションVR6」のキャビン空間では、ラグジュアリークラスらしい、ゆったりとしたスペースと高めのシート・ポジションとなっている。このプロテクション車両は、最適な快適性と安全性を実現するため、4シーター・レイアウトを採用。プロテクション機能が効果的に統合されており、乗員はBMW X5の標準仕様とまったく同じ広さと座り心地を実感することができる。また、トランクの積載量は500リットル、最大積載量は475キログラムに増加している。

新しいデザインのコックピットは、プレミアムなインテリアの雰囲気に加え先進性も与えられている。1枚のガラスカバーに配置されたフルデジタルのBMWカーブドディスプレイも装備されており、ドライバー席の12.3インチのインフォディスプレイと、14.9インチのコントロールディスプレイで構成されている。

新型「X5 プロテクションVR6」には、スポーツシートが標準装備されており、俊敏なハンドリングでも乗員をしっかりサポートする。シートは運転席のメモリー機能を含む電動調整が可能となっており、シートヒーターも標準装備されている。新しいSensafinシートレザーは4色から選択することができ、オプションで、シート・ベンチレーションとマッサージ機能を付けることもできる。

パワーユニットは4.4L V8マイルドハイブリッドを搭載!
足回りにはプロフェッショナル・サスペンションを採用!

プロテクション仕様車では装甲性能だけでなく、走行の継続性能も重要視される。パワーユニットには、4.4リッターV8エンジンを中心とするマイルドハイブリッドが搭載されている。中心となるV8エンジンには、クロスバンク・エキゾースト・マニホールド、バンク対称ターボ・チャージャー、外部エンジン・オイル冷却による熱力学的なメリットが活用されている。8速ステップトロニック・トランスミッションのハウジングに組み込まれた電気モーターは、最大12馬力の出力と200Nm(※20.39kgm)のトルクを発生し、走り出しをサポート。
(※編集部換算値)

この新しいドライブ・システムは、最高出力530馬力、最大トルク750Nm(※76.47kgm)を発生し、0-100 km/h加速をわずか5.9秒で達成する。プロテクション・モデルの最高速度は、電子制御により210 km/hに抑えられている。

また、新型「X5 プロテクションVR6」には、アクティブ・ステアリングとアクティブ・ロール・スタビライゼーションが搭載されている。アクティブ・ステアリングは、路面速度に応じて後輪を前輪と同じ方向または逆方向に回転させることで、高速走行時の車両制御性を高めるとともに、市街地走行や操縦時の俊敏性を向上させる。一方、アクティブ・ロール・スタビライゼーションは、高速でコーナーを曲がる際のボディのロールと、直線を走行する際に車両の片側に生じる路面の凹凸による邪魔な影響の両方を低減することができる。

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