米国フォルクスワーゲン、MTミッションの特別仕様車「ゴルフGTI 380」を発表!伝統のスポーツモデル「ゴルフGTI」のMTミッションモデル生産終了を記念した個性的な一台!

米国フォルクスワーゲンは、2024年型「ゴルフGTI 380」を発表した。北米市場限定で販売されるこの特別仕様車は、ゴルフGTI・ゴルフRのマニュアル・トランスミッションモデル生産の最終年に、VW のホットハッチにおけるMTミッションの伝統を称えるものである。エクステリアには、19インチグロスブラックマルチスポークアルミホイール、グロスブラックルーフ、ミラーキャップ、専用外装色グラファイトグレーメタリックなど個性的なデザインを採用。走行装備にはすべてのトリムに、サマータイヤとDCCアダプティブ・ダンピング・システムが搭載されている。「380」という名称は、Mk8の社内モデルコードに由来している。2002年に販売された4代目GTI 337特別仕様車が、Mk1 GTIの内部モデルコードを借用していたことにちなんでいる。

スポーツモデル「GTI」のMTミッションモデルをさらに個性派に!

新型「ゴルフGTI 380」は、ブランドファンが高く評価するデザインとパフォーマンス向上の要素を取り入れ、専用カラーと組み合わせることで、2024年型ゴルフS、SE、アウトバーンのすべてのマニュアルトランスミッション・トリムに特別な装備セットをもたらしている。

DCCアダプティブ・ダンピング・システムを標準装備し、マルチスポークのグロスブラック19インチアルミ合金ホイール(ゴルフR 20周年記念モデル用)にはサマー・パフォーマンス・タイヤが装着されている。グロスブラック塗装のルーフは、グロスブラックのミラーキャップと組み合わされ、GTIのクラシックなレッドのエクステリアディテールに映える。カラーは、ディープブラック・パール、アトランティックブルー・メタリック、キングスレッド・メタリック、リフレックスシルバー・メタリック、ムーンストーン・グレー、オパールホワイト・パールに加え、GTI 380専用色のグラファイトグレー・メタリックが設定された。

インテリアでは、GTI 380がGTIの歴史にオマージュを捧げ、ゴルフボールをモチーフにしたマニュアル・シフト・ノブやハニカム・アクセントが採用されている。SおよびSEトリムには、クラシックなスケープペーパープレイドのクロスシートが採用され、ウィーン・レザーシートはアウトバーン・トリムに標準装備され、SEトリムではオプションとなっている。SおよびSEトリムには、クラシックなスカシペーパープレイドのクロスシートが採用されている。

他の2024年型ゴルフGTIラインナップと同様、GTI 380トリムにはターボチャージャー付きEA888 2.0リッター4気筒エンジンが搭載され、最高出力241PS、最大トルク370Nmを発揮する。7速デュアルクラッチDSGトランスミッションは、将来のGTIモデルやゴルフRにも搭載される予定とされている。

2024年モデルのフォルクスワーゲン・ゴルフGTI 380は、2023年初秋に発売され、希望小売価格は、GTI 380 S:32,485ドル(≒474万円)、GTI 380 SE:37,285ドル(≒544万円)、GTI 380アウトバーンが40,625ドル(≒592万円)からの販売となる。

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