米国VW「GTI」が電動モデルに!初のオール電動「GTIコンセプト」がワールドプレミア!

フォルクスワーゲン「GTIコンセプト」
フォルクスワーゲンは、GTIのDNAを新しいIDによって電動モビリティの時代へと飛躍させるコンセプトモデル「GTIコンセプト」を発表した。この電動コンセプトカーは、今年のミュンヘンで開催されるIAAモビリティ 2023イベントにてワールドプレミアされた。クラシックなGTIのDNAを再解釈した電動コンセプトは、1976年の初代GTIを踏襲し、最先端のテクノロジーとシャープなデザインを採用している。GTIの名前にあるインジェクションの "I "は、高性能なドライブトレインとシャシーのインテリジェンスも意味している。ID. GTIコンセプトによって、フォルクスワーゲンは電子的にネットワーク化されたドライビング・ダイナミクス・システムの新たな進化段階が示されている。

初代モデルのスタイリングを踏襲しつつ空力性能を強化させたパフォーマンスボディ

初代GTIと同様、このコンセプトモデルは、手頃な価格の大型モデルのデザインと技術をベースに構成されている。また、これまでのすべてのGTIと同様に、GTIの典型的なダイナミックさとユニークな特長が備えられている。歴代のモデルを思わせる、明確で力強いプロポーションや四角いスタンスは、ID.2allコンセプトのデザインにも現れており、これを踏襲した新しいID. GTIコンセプトは、よりプレミアム・セグメントに見えるスタイルに仕上げられている。数値で言うと、4,104mmのコンパクトな全長と2,600mmの長いホイールベースが、245/35のパフォーマンスタイヤを履いた20インチの大径アルミホイールによって強調されている。さらに、短いオーバーハングと、1,498mmの全高、1,838mmの全幅が、スポーティなスタイリングを強調させている。

フロントには、GTIのエクステリアで最も重要かつよく知られた特徴である赤いラジエーターグリルが装備されている。ID. GTIコンセプトのフロントでは、IQ.LIGHT LEDマトリックスヘッドライトの下部全幅に渡って配置されている。赤いGTIのロゴは、右側の赤いラインに組み込まれており、ヘッドライトそのものは横長のLEDバーで縁取られている。フォルクスワーゲンのブランドバッジはホワイトで照らされている。

ボディサイドでは、気流をホイールハウジングへと導き、さらに外側へと的を絞ったブラックフレームのエアカーテンに、縦型のLEDデイタイム・ランニング・ライトが組み込まれている。低いフロントスプリッターと縦型のLEDデイタイム・ランニング・ライトは、コンセプトカーが道路に吸い付くように見える、ローボディなスタイリングにも貢献している。

実用性にも富んだコネクテッド・インテリア

GTIコンセプトのインテリアは、明快なデザイン、高い品質、直感的な操作が特長となっている。4ドア車は5人乗りで、ラゲッジ・ルームも489リットルと広々としている。さらに、ID. GTIコンセプトは、MEBエントリーパッケージをID. 2allと共有しているため、実用的な面でとして、ダブルラゲッジコンパートメントの床下には、買い物袋数個を収納できる追加収納ボックスが装備されている。リア・ベンチシートの下にも50リットルの収納スペースがあり、簡単に折り畳むことができる。この収納スペースは、充電ケーブルや救急キット、高視認性ベスト、故障セットなどを収納するために特別に設計されている。

マルチファンクションステアリングホイールの2つの水平スポークには、それぞれ握りやすいサムホイールと2つのボタンが配置されている。ドライバーはこれらのボタンで、個別に設定可能なデジタルメーター、拡張現実ヘッドアップディスプレイ、オーディオボリュームなどの機能を操作することができる。オートマチック・トランスミッションは、ID.7と同様、ステアリング・コラムのスイッチで操作できる。計器類には、スポーティなGTIのグラフィックデザインが採用された、10.9インチのデジタル・コックピットパネルが採用されている。

60:40分割リアベンチシートを倒すと、ラゲッジ・コンパートメントの容量は1,330リットルにまで拡大させることができる。ID. GTIコンセプトは、短距離走行やサーキット走行だけでなく、長距離走行にも適している。これは、効率的な駆動システム、軽量、優れたエアロダイナミクス、快適なサスペンション、大型バッテリーによって実現されている。

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