トヨタ最高峰のショーファー・ドリブンカー、新型「センチュリー」の後席ドアガラスにAGC製「デジタルカーテン」が採用。透過光と視界を瞬時に制御する調光ガラスのドア部への採用は世界初!

AGCの調光ガラス Digital Curtain(デジタルカーテン)が、2023年中にトヨタ自動車から発売される「センチュリー」に採用された。新型「センチュリー」は、お抱え運転手を付けた最高峰ショーファー・ドリブンカーだ。その後席のプライバシー性を最大限確保するために、AGC製調光ガラスが採用されている。なお、調光ガラスのドア部への採用は世界初となる。デジタルカーテンは、長期間の風雨や太陽光に耐えられる化学耐久性に加え、開閉や昇降などの機械的耐久性も実現された。さらに窓ガラス周辺の黒セラミックデザインを可能な限り細くすっきりと造ることで、「センチュリー」の格調高い意匠性に相応しいドアデザインとして評価され、世界初となる調光ガラスの後部ドア部位への採用に至ったという。

トヨタ最高峰「センチュリー」の後席プライバシーを最大限確保

先日発表されたばかりの新型「トヨタ・センチュリー」。ブランド最高峰のショーファー・ドリブンカーとして知られていたセンチュリーは、新型モデルでスタイリングを一新して登場した。エクステリアでは、歴代モデルの伝統の継承が重要視されており、“威風凛然”)をテーマに日本の美意識を随所にちりばめた品格のある佇まいに仕上げられている。これにより、時代に左右されない独自の世界観が表現されている。新型「トヨタ・センチュリー」についてもっと詳しく触れた記事はこちらからチェック!↓

アクティブに見えるショーファー・ドリブンカーでも後席のプライバシー性は重要だ。そのため、新型センチュリーでは、AGC製の調光ガラス Digital Curtain(デジタルカーテン)が後部座席に採用されている。デジタルカーテンは、透過光と視界を瞬時に制御できるため、調光モード(不透明な状態)では日差しの暑さ・眩しさを和らげるとともにプライバシーを確保し、透過モード(クリアな状態)では開放感を楽しむことができる。調光ガラスが車ドア部位に採用されたのは世界初となる。

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