モビリティの「素性の良い原単位」として内外装のパッケージとアフォーダブルさを追求。目的に応じて役割を変えることができる「超拡張性能」を備えたBEV
「KAYOIBAKO」のボディサイズは全長3990×全幅1790×全高1855mmで、ホイールベースは2800mm。拠点間を行き来しながら、部品や製品を安全かつ効率的に運ぶ「通い箱」は、適切なサイズでムダがなく、箱の中敷を生産現場ごとに変えることで様々なニーズに対応している。「KAYOIBAKO」はその考え方をコンセプトに織り込み、これからのモビリティのあり方を表現した、新しいコンセプトのコンパクトスペースだ。
モビリティの「素性の良い原単位」として内外装のパッケージとアフォーダブルさを追求しており、目的に応じて役割を変えることができる「超拡張性能」を備えているため、ベース車両として様々なシーンでのニーズに応えるBEVとなっている。
ソフト面でもハード面でも、役割に応じたカスタマイズが可能なBEVという特性を活かして、スマートグリッドなど知能化された社会システムの一部として活躍。ビジネスユースにおいては、社会インフラとして様々な課題へのソリューションを提供。例えば、ラストワンマイルの物流課題に対しては、効率的な小口輸送に適したカスタマイズによってスマートな物流の実現に貢献。また、商品陳列棚を設けた移動販売車へのカスタマイズや、座席を増やして乗り合いバスにするなど、地域ごとの困り事にも寄り添う。
一方、プライベートユースにおいては、一人ひとりの趣味嗜好に応じたカスタマイズによって、オンリーワンのモビリティに進化。「こう使いたい」「こんな生活スタイルを送りたい」という多様な思いに応えるのはもちろん、例えば、車いすを利用される方でも乗り込みやすく、運転席に移動しやすい設計にするなど、“移動の自由”の提供にも貢献する。