オーディオ・ビジュアルの性能で比べるカーナビ選びはパナソニック『ストラーダ』か? カロッツェリア『サイバーナビ』か?【CarVGoodsMagazine】

写真は、パナソニックの『ストラーダ・CN-F1X10BGD』のビジュアル能力をテストしている1シーン。なお市販AVNで有機ELディスプレイが搭載されているのは『ストラーダ』だけ。ゆえに映像は、抜群に高精細だ。
市販「AVN」の進化が止まらない。その進化の中身を、実機にて確認した。チェックしたのは「V(ビジュアル)」の部分で特別な力を発揮するパナソニックのストラーダと、「A(オーディオ)」へのこだわりが強いカロッツェリアのサイバーナビ。市場全体の分析を踏まえつつ、各機ならではのストロングポイントと使い心地をいざリポート!
AVNとは?
「Audio」「Visual」「Navigation」の略で、カーオーディオとカーナビを一体化システムのこと。

パナソニック・ストラーダなら画質が美しくメディア対応力も万全!
自宅のレコーダーとのリンクも可能に

最初に、最新AVNのビジュアル面での進化の現状について分析していく。注目すべきポイントは3つ。画面の大きさ・画質・メディア対応力だ。

「画面の大きさ」に関しては現在、11型が最大サイズだ。ただし、この大きさのモニターをセンタークラスターパネルにすっきりと収められる車種は限定的だ。なので昨今は、ディスプレイがフローティング化されたモデルが増えてきた。結果、大画面モデルの汎用化が進んでいる。9型、10型といった大画面機をより気軽に手にできるようになっている。

次いで画質は、HD画質が定番化しつつある。そしてメディア対応力も充実の一途だ。ビジュアル面でいうとスマホのミラーリングを可能とするHDMI端子の装備も、スタンダード機にまで広がってきた。
その中で、特に高いビジュアル性能を発揮する最新機がある。それがここで取り上げるパナソニックの『ストラーダ F1X PREMIUM 10』の2機種だ。

これらはまず10型大画面の汎用化に成功している。ちなみに現在これらを装着可能な車種数はなんと、500以上を数える。その上でこれらは、画質が図抜けて高い。市販AV一体型ナビで唯一、有機ELディスプレイが採用されているからだ。
またこれらは、メディア対応力も万全だ。当然ながらHDMI入力端子を装備し、スマホのミラーリングを実行可能だ。そしてさらには旗艦機ではブルーレイディスクも再生できる。また最新機種では自宅のレコーダーともリンクする。『ストラーダ』なら映像系コンテンツを、とりわけ多彩に楽しめる。

パナソニック『ストラーダ CN-F1X10BGD(実勢価格:26万円前後/税込)』
有機ELディスプレイで黒が引き締まり、そして明るいカラーの発色も至って良好。なお当機はブルーレイディスクプレーヤーも搭載するが、DVDモデルもある。

オーディオ面では『サイバーナビ』が一歩リード!
最新機種ではより一層の高音質化に成功している

続いてはAVNの「A」、つまりオーディオ性能に関して現在の定番および最新作の進化の実際についてリポートしていく。オーディオといえば音源となるメディアが時代とともに変遷してきたが、今は楽曲を聴くときにはスマホがプレーヤーとして使われることが多い。しかも昨今は、音楽ストリーミングアプリが活用されることが非常に多くなっている。

このことを背景として、AVN機のBluetooth対応は今や、ベーシック機にまで広がった。これに対応していればスマホをワイヤレスで繋げられるほか、都度の接続は自動で行われ、曲送り等の主要な操作は車載機側で、もしくはステアリングリモコンで行えるケースも多く、とにもかくにも便利だ。

さて、スマホへの対応力が強く望まれる中にあって音の良さにこだわった機種も増えつつあるが、音質性能の高さが特出した最新機種が登場を果たした。それこそ、カロッツェリアの『サイバーナビ』だ。この秋に発表された最新機種では、とりわけこの部分が一層磨き上げられている。

まず同機では、音響パーツに贅が尽くされ音響回路設計に技術の粋が注がれている。
さらには、チューニング能力も特出して高い。注目は、フロントスピーカーのマルチ制御も行える点。マルチ制御とは、高音再生用のスピーカーであるツイーターと中低音を再生するミッドウーファーのそれぞれに、内蔵パワーアンプの1つずつの出力をあてがう接続法のことを指す。これを実行すると各スピーカーの駆動力が上がり、さらには各スピーカーの個別チューニングも行える。このような運用法を実行できるAVN機は、本機だけだ。

カロッツェリア『サイバーナビ AVIC-CQ912III-DC(実勢価格:25万円前後/税込)』
オンラインナビとしても広く知られているサイバーナビのラインアップは計8モデル。ネットワークスティックの有る無しでそれぞれ画面サイズ違いを4機種、計8機種を用意する。

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