初代フォーカスは、1998年に誕生、現行型となる第4世代は2018年から販売されている。同ブランドでは、すでに生産終了している「フィエスタ」に続いて、フォーカスも生産終了が発表されており、後継モデルへの期待が高まっている。
予想CGを提供してくれたのは、お馴染みデザイナーのTheottle氏だ。注目はフォード「マスタング マッハE」から大きなインスピレーションを得ている点だろう。
後継モデルでは、人気のクロスオーバーやSUVに進化するという噂もあるが、同氏はエレクトリック・ハッチバックを予想した。後継モデルでは、フォーカス同様のプロポーションを持ち、「E-Scort」と命名、かつて存在した「Escort(エスコート)」を起源としている。
Theottle氏は、既存のマスタング「マッハE」のボディワークをフォーカスに移植、形状を交互に変えることで、独自の個性を持ちながらも、マッハEに巧妙に似せている。これはテスラが「モデル3」をSUV「モデルY」に進化させたような感じに近い。
E-Scortでは、このサイズのハッチバックにアジャストするよう、ワイドなヘッドライトを与えている。またグリルは現行型のアウトラインをほぼ維持しつつ、完全なクローズドグリルを採用、フェンダー上部手前にはスポーティなエアインテークを配置した。
後継モデルでは、マッハEの88kWhバッテリーよりコンパクトなものを採用すると思われるが、フル充電による航続距離は、マッハEの310kmに迫るよう開発されるはずだ。
フォーカス後継EVのワールドプレミアは、最速でも2026年以降と予想される。