680ps/930Nmを発生する4.0ℓV8ツインターボモデルも設定!!新型ポルシェ「パナメーラ」ハイブリッド仕様3グレードの予約受注開始!

パナメーラターボEハイブリッド
ポルシェジャパンは3月27日、新型パナメーラのハイブリッド仕様3グレードの予約受注を開始した。税込車両価格は「パナメーラ4 Eハイブリッド」が1669万円、「パナメーラ4S Eハイブリッド」が1940万円、「パナメーラターボEハイブリッド」が2954万円。ハンドル位置はいずれも右のみ。

最上位のターボEハイブリッドには4.0ℓV8ツインターボ+Eハイブリッドを搭載。トータル680ps/930Nmを発揮。3.2秒の0-100km/h加速、315km/hの最高速をマーク

パナメーラターボEハイブリッド

3代目となる新型パナメーラは、昨年11月に発表。発表時はガソリン車のみ予約受注が始まったが、このたびハイブリッドモデルの注文予約ができるようになった。新型はよりスポーティで洗練された内外装デザインに加えて、デジタルとアナログの各操作要素を理想的にバランスさせたコックピットデザインや、オプションで助手席用ディスプレイを用意するなど、先進性を高めている。

パナメーラターボEハイブリッド

新型のハイブリッドモデルには、革新的なポルシェアクティブライドアクティブサスペンションシステムが、オプションとして設定されている。このシステムは、関連するどのパラメーターの観点からも他のサスペンションコンセプトを凌駕しており、走行快適性と走行ダイナミクスの幅をかつてないほど広げている。その基礎となっているのが2バルブ技術を採用した新開発のアクティブショックアブソーバーで、それぞれが電動式の油圧ポンプに接続。このダンパー内には必要性に応じた流量が発生し、ボディとホイールの間に必要な力を非常に正確かつ瞬時に発生させることができる。これにより、路面形状などにより生じる力をほぼ完全に相殺することが可能となっている。

パナメーラ4S Eハイブリッド

ハイブリッドモデル各グレードのパワートレインを見ていこう。「パナメーラ4 Eハイブリッド」と「パナメーラ4S Eハイブリッド」には、2.9ℓV型6気筒ターボエンジンと、190ps/450Nmを発する電気モーターを含む新しいEハイブリッドシステムを搭載。システムトータルでそれぞれ470ps/650Nm、544ps/750Nmを発生。順に、0-100km/h加速タイムは4.1秒、3.7秒、最高速は280km/h、290km/h。EVモード航続距離はパナメーラ4 Eハイブリッドで96kmと発表されている。

パナメーラターボEハイブリッド

そして、最上位に位置付けられる「パナメーラターボEハイブリッド」には、4.0ℓV型8気筒ツインターボエンジンを採用。Eハイブリッドシステムとの組み合わせにより、トータルで680ps/930Nmを引き出す。0-100km/h加速を3.2秒でこなし、315km/hの最高速をマークする一方、25.9kWhバッテリーによりEVモードで91kmの航続が可能。EVモード時の最高速は140km/hだ。

写真左からパナメーラ4、パナメーラターボEハイブリッド

このたび、ハイブリッドモデル3グレードが注文開始となり、新型パナメーラはガソリン車と合わせて計5グレードから選べるようになった。

●ポルシェ「パナメーラ」モデルラインナップ
・パナメーラ:1424万円
・パナメーラ4:1479万円
・パナメーラ4 Eハイブリッド:1669万円
・パナメーラ4S Eハイブリッド:1940万円
・パナメーラターボEハイブリッド:2954万円
※価格は消費税込み

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部