Mercedes‑Benz GLA 250+ electric

3種類のフル電動モデルを先行投入

新型「メルセデス・ベンツ GLA」のエクステリア。
新型メルセデス・ベンツ GLAは、まず3種類のフル電動モデルをマーケットに投入。遅れて、マイルドハイブリッド仕様も追加される予定だ。

新型「メルセデス・ベンツ GLA」は、低く構えたシルエット、延長されたホイールベース、イルミネーテッド・アイコニックグリル、スターモチーフの前後ライトを採用することで、スポーティかつ自信に満ちた存在感を実現したと謳うフル電動コンパクトSUVだ。コンパクトSUVの枠を超える存在感を与え、その特別なキャラクターを際立たせた。

クロームフレームを備えたアイコニックグリルは、スモークガラス調のメッシュパネルとセンターのスリーポインテッドスターを組み合わせたデザインを採用。オプションでグリル外周とパネルをライトアップできるほか、メッシュ部には608個のポリカーボネート製発光エレメントを内蔵し、背面から照らし出すという。

先代モデルから全高を20mm低く設定。さらに61mm延長されたホイールベース、拡大されたリヤトレッド、力強く張り出したショルダーライン、ボディと一体感のあるフラッシュサーフェスデザインに大型ホイールを収めることで、安定感を備えた堂々たるスタンスを手にした。

発売時点で、「GLA 200 エレクトリック」「GLA 250+ エレクトリック」「GLA 350 4MATIC エレクトリック」という3種類のフル電動モデルをラインアップ。今後、1.5リッター直列4気筒ガソリンターボにマイルドハイブリッドを組み合わせた内燃機関(ICE)モデルも追加される予定だ。

メルセデス・ベンツ・グループAGのオラ・ケレニウス会長は、新型GLAについて次のようにコメントした。

「新型メルセデス・ベンツ GLAは、お客様に毎日の運転を心から楽しんでいただくために開発しました。140年にわたるイノベーションの歴史を礎に、これまでで最も表現力豊かなGLAを完成させました。さらに新設計のインテリアによって室内空間と快適性を一段と高め、現在すでに当社で最も売れているコンパクトモデルの魅力をさらに進化させています」

都市間移動を可能にする最大657kmの航続距離

新型「メルセデス・ベンツ GLA」のフル電動パワートレイン。
新型GLAは、高効率モーターを搭載し、「GLA 250+ エレクトリック」は、最大航続距離657kmが確保された。

フル電動仕様の「GLA」は、WLTPモードで最大657km(GLA 250+ エレクトリック)の航続距離を標榜し、コンパクトセグメントに求められる日常域での使いやすさと、ドライビングパフォーマンスを新たなレベルへと引き上げたという。例えば、ベルリンからミュンヘン、パリからボルドー、マドリードからバルセロナまでを途中で充電することなく走行できる。

さらに長距離を走る場合でも、800Vアーキテクチャーを採用したことで、わずか10分の急速充電で最大270km分(WLTP)の航続距離を充電することができる。最大320kWのDC急速充電にも対応し、オプションのDCコンバーターを装着すれば、400Vの急速充電設備も利用することが可能だ。

11月の発売時点では3種類のフル電動モデルをラインナップする。エントリーモデルの「GLA 200 エレクトリック」は、最高出力165kW(224PS)を発揮し、容量58kWhのLFP(リン酸鉄リチウム)バッテリーを搭載。「GLA 250+ エレクトリック」は最高出力200kW(272PS)、最上級モデルの「GLA 350 4MATIC エレクトリック」は最高出力260kW(354PS)を誇り、0-100km/h加速は5.4秒という俊足を実現した。

「GLA 250+ エレクトリック」と「GLA 350 4MATIC エレクトリック」には、容量85kWhのNMC(ニッケル・マンガン・コバルト)バッテリーを搭載。さらに容量71kWhのNMCバッテリーを搭載したロングレンジモデルも2027年初頭に追加される予定だ。

2027年初頭には、高効率なマイルドハイブリッドモデルを追加投入。2種類の出力仕様を設定し、前輪駆動仕様と全輪駆動をラインナップする予定だ。新開発の1.5リッター直列4気筒ガソリンターボを、22kWの電気モーターがアシストする。

電気モーターと関連コンポーネントは、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッション「8F-eDCT」に一体化され、システム全体の高効率化とコンパクト化を実現。電気モーターには、最大1.3kWhの容量を持つ48Vリチウムイオンバッテリーが電力を供給する。

市街地など比較的穏やかな速度域では、モーターのみでのEV走行が可能なほか、必要出力が22kW以下であれば、100km/hを超える速度域でも駆動系を切り離したコースティング(惰性走行)を行うことができる。

機能美を追求した開放感溢れるインテリア

新型「メルセデス・ベンツ GLA」のインテリア。
コクピットには、3枚の大型ディスプレイを1枚のガラス面で覆った「MBUXスーパースクリーン」が採用された。

インテリアはパノラミックルーフ、大型MBUXスーパースクリーン、上質なマテリアルにより、明るさや開放感、そして洗練を手にした。さらに生成AIを活用した「MBUXバーチャルアシスタント」をはじめとする先進技術により、自然な対話とパーソナライズされたサポートを提供する。

コクピットには、メルセデス・ベンツの最新モデルではお馴染みになった、10.3インチデジタルメーターパネル、14.0インチセンターディスプレイ、14.0インチパッセンジャーディスプレイを一体化し、ダッシュボード全面を覆った「MBUXスーパースクリーン」を搭載する。

フローティングデザインを取り入れたインテリアは、厳選されたマテリアルやパノラミックルーフにより、コンパクトSUVの域を超えた上質感に加えて、広々とした空間を実現。先代モデルからヘッドルームやレッグルームも拡大され、日常使いからロングドライブまで快適性を高めている。

生成AIを活用した「MBUXバーチャルアシスタント」は、複雑で複数の話題にまたがる会話にも対応。過去の会話内容を記憶し、最新の音声技術によって、知識豊富な友人と話しているかのように自然な対話を実現したと謳う。新型GLAでは日常的な質問に対してさらに幅広く、的確な回答を提供することが可能になった。

パッセンジャーディスプレイは14インチという大画面を誇り、40種類を超える専用アプリに加え、プレミアムなストリーミング、スポーツ、動画コンテンツの視聴が可能。「YouTube」、ソニーピクチャーズが展開する「RIDEVU」、「Disney+」に加え、世界最大級のスポーツ配信サービス「DAZN」の再生にも対応予定だ。

新型「メルセデス・ベンツ GLA」を動画でチェック!

メルセデス・ベンツ日本合同会社のゲルティンガー剛社長兼CEOと「CLA180」(左)、「CLA 200 Shooting Brake with EQ Technology」。

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