今後登場予定の弟分「XUV 300」改良新型と外観デザイン、インテリアレイアウト、提供される機能を共有
カメラが捉えたのは、インドを拠点とするマヒンドラが現在開発中の、同ブランド初となったフルエレクトリック・クロスオーバーSUV「XUV 400」のプロトタイプだ。改良新型では、今後発売予定の「BE.05」エレクトリックSUVからインスピレーションを得たフロントマスク採用。ランボルギーニ「ウルス」ばりの、攻撃的デザインが期待される。
初代となる現行型XUV 400は、2022年に誕生。39.4kWhバッテリーを積み、1回の充電で最大456kmの航続を誇る。
スカンジナビアの凍った湖で捉えたプロトタイプは、今後登場予定の弟分「XUV 300」改良新型と外観デザイン、インテリアレイアウト、提供される機能を共有すると見られる。
今回撮影された開発車両は、ハロゲンランプを装備、地味なカモフラージュが施されているが、それに騙されてはいけない。改良新型では、今後発売予定の「BE.05」エレクトリックSUVからインスピレーションを得たフロントマスクになるという。そこにはメインヘッドランプユニットと、フォグランプまたはヘッドライトの一部となる丸いライトや、C型LDEデイタイムランニングライトが配置される。BE.05の画像はすでに公開済だが、このプロトタイプとはまったく異なるランボルギーニ「ウルス」ばりの、攻撃的デザインが期待できそうだ。
またプロトタイプでは、既存のモデルには欠けているフロントパーキングセンサーも見てとれるほか、ルーフとフロントウィンドウには、ADASが搭載されることを示唆する、ある種のセンサーも装備されていることがわかる。
側面からは、全体的ドアパネルが少し厚みを持ち、新しいアロイホイールを装着。後部では暫定のテールライトが装備されているが、この下には、C型のLEDテールライトが配置されるという。
現行型のパワースペックは、最高出力150ps、最大トルク310Nmを発揮するが、航続距離の向上を目的としてパワートレインを調整、出力も若干アップすると予想される。
XUV 400改良新型のワールドプレミアは、今後数週間以内に迫っているとみられる。