「MQB A0」アーキテクチャーを採用したボディと全体的シルエットは、まるで「ベイビーティグアン」
コードネーム「Project VW246」と呼ばれる新型SUVは、同社の「T-Cross」やブラジル専売「ニーヴァス」より小さい、Bセグメントのエントリーモデルとして機能する。
公式ティザーイメージでは、お馴染みブランドのスタイリングデザインを備えた小型クロスオーバーであることがわかる。LEDヘッドライト、スリムなグリル、大きなバンパーインテークなど、最近のVWモデルを彷彿させ、彫刻のようなボディと全体的シルエットは、「ベイビーティグアン」と言えそうだ。
同社は、ファンに新型モデルの車名を推測することを求め、5文字で構成されるヒントを出している。
量産型には、「MQB A0」アーキテクチャーを採用、全長は約4.1m(161.4インチ)となると予想されている。パワートレインは、自然吸気の1.0MPIユニットではなく、1.0 TSIエンジンを搭載、直列3気筒ターボチャージャーは、エタノールで最高出力118ps、ガソリンで走行すると109psを発揮するという。
新型のエントリークロスオーバーのワールドプレミアは、2025年半ばと噂されている。「ポロトラック」を生産する工場の隣になある、ブラジル・タウバテ工場で行われると報じられており、現段階でブラジル以外の市場で販売されるかは不明だという。