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陸上自衛隊の「輸送艦」!? 新型輸送艦「にほんばれ」に陸上自衛隊がかける期待とは
陸上自衛隊の「輸送艦」!? 新型輸送艦「にほんばれ」に陸上自衛隊がかける期待とは | 6枚目の写真(全6枚)
鬼木防衛副大臣により支綱が断ち切られ、船台から海面へと滑りおりていく新型輸送艦「にほんばれ」。この艦は、主に陸上自衛隊の隊員によって運航される予定だ。まさに「陸上自衛隊の輸送艦」と言える(写真/筆者)
進水式には鬼木防衛副大臣以下、森下泰臣陸上幕僚長、小林弘樹中部方面総監など陸上自衛隊の将官・幹部たちが列席した(なお、齋藤聡海上幕僚長も列席している)。中部方面総監が列席している理由は、正式発足前の「海上輸送準備室」が中部方面隊の下に置かれているためだ(写真/筆者)
進水する「にほんばれ」は、陸上自衛隊中部方面隊音楽隊が演奏する車両行進曲によって送り出された。通常、海上自衛隊の進水式であれば「軍艦マーチ」が演奏されるところだ(写真/筆者)
「にほんばれ」は、今後4隻の建造が計画されている小型級輸送艦の1番艦となる。全長80m、基準排水量は2400トンで、速力は15ノット以上(約27.8km/h)と発表された。乗員は30名で、その多くを陸上自衛隊の隊員が占める。艦番号「4151」は、かつての海上自衛隊輸送艦「みうら」から引き継いだ数字だ(写真/筆者)
「にほんばれ」は、艦首が左右に大きく観音開きになる構造を持っている。これにより、砂浜に直接乗り上げて艦首を開き、そこから歩板(ランプウェイ)が伸ばして、車両や物資を陸揚げ(または収容)することができる。これをビーチング能力と言う(写真/筆者)
広島県江田島の海上自衛隊第1術科学校で教育を受ける陸上自衛隊員。数年前より海上自衛隊の協力のもと、海上輸送群設立に向けた要員育成が開始されている(写真/筆者)
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