戦闘機からインスピレーション!ランボルギーニ「レヴエルト」用カーボンボディキット登場

Zacoe ランボルギーニ レヴエルト ボディキット
台湾のチューナー「Zacoe」(ザコー)は、ランボルギーニの新フラッグシップ「レヴエルト」用のカーボンファイバーボディキットをレンディングCGで発表した。

Zacoe ランボルギーニ レヴエルト ボディキット

ボディキットはステルス戦闘機からインスピレーションを受けており、視覚的なドラマ性を加えていることがわかるが、極端な外見にもかかわらず、パフォーマンスの向上は行われていないのが特徴でもある。

Zacoe ランボルギーニ レヴエルト ボディキット

ランボルギーニ レブエルトは、現在販売されているスーパーカーの中で最もシャープな外観の車の一つかもしれないが、ザコーはさらなる刺激を与えた。それはまるでランボルギーニ純正「SVJ」バージョンを見るようだ。

フロントエンドには、空気力学的なフィンを備えた新しいスプリッターと、再設計で通気口が一体となったフードがある。後者はサンタアガタブランドのデザイン言語を反映しているかのようだ。

サイドビューは、よりシャープなサイドスカートと前輪の後ろの拡大されたエアロブレードを特徴とし、視覚的なドラマ性が高められている。そして最も印象的な要素は、エンジンカバーに取り付けられたルーフスクープだろう。後部では、アグレッシブなリアウィングを装着、攻撃的な要素がさらに加わっている。

前述の部品はすべて未塗装のカーボンファイバー製で、重量を大幅には増加させていないという。ザコーの公式レンダリングには、パッケージに含まれていない、アフターマーケットの合金ホイールのセットも装着されている。

同ブランドは、ボディキットを「機能性を超えた芸術作品」と表現し、あらゆるディテールが「レブエルトに価値と意味を加えている」と表現。これらのコンポーネントが「揚力を減らし、ダウンフォースを増大させる」と述べているが、生産中止となった「アヴェンタドールSV」および「SVJ」のワイルドなエアロのように、空力特性に顕著な改善をもたらすかどうかは明らかではない。

今回パワートレインに手は加えられておらず、最高出力1,015psを発揮する自然吸気の6.5リットルV12エンジンとトリプルモーターはキャリーオーバーされている。

カーボンファイバーキットの価格をまだ発表していないが、このキットはバラ売りされる可能性があり、レブエルトの所有者は自分の好みに合わせて車をカスタマイズできるようになるという。

もちろん、ザコーのボディキットは、ランボルギーニの主力スーパーカー向けの唯一のオプションではない。同様の製品を提供する他のチューナーとしては、「DMC」、「Keyvany」、「マンソリー」などがある。しかし、マンソリーの レヴエルトは、これまでのところ実際に製作された唯一のモデルであり、他のモデルはレンダリングでしか公開されていない。

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著者プロフィール

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…