【動画で見る】デリカD:5とトライトンが45度の急坂を登る!「三菱4WD登坂キット」体験イベントが大人気!!【モーターファンフェスタ2025】

2025年4月20日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催されている『モーターファンフェスタ2025』には自動車メーカーやショップなど多数の出展ブースが設けられている。三菱は定番の「登坂キット」体験イベントを実施。あっという間に予約がいっぱいになる人気ぶりだった。

「三菱4WD登坂キット体験」イベントは、三菱が参加する色々なイベントで実施されている。『モーターファンフェスタ』でも例年実施されており、人気コンテンツのひとつだ。

三菱4WD登坂キットで45度の傾斜を登るデリカD:5。

用意された車両はミニバンのデリカD:5と、ピックアップトラックのトライトン。以前はパジェロとデリカD:5がこのキットで使用されてきたが、パジェロ生産終了後はデリカD:5のみがこの急傾斜を登ってきた。

三菱4WD登坂キットで45度の傾斜を登るトライトン。

しかし、2023年7月に発表された3代目トライトンが2024年1月に日本でも発売されてからは、「三菱4WD登坂キット体験」にトライトンも用いられるようになっている。今回の『モーターファンフェスタ2025』でも、その登坂性能を遺憾無く発揮していた。

三菱4WD登坂キットで45度の傾斜を登るトライトン。この状態になると、乗員は空しか見えない。

優れた4WD性能を誇る三菱車だけに、その力は登坂性能にのみ発揮されるわけではなく、階段を模した傾斜や、車体が斜めになるような傾斜、ローラーで低ミュー路を再現した路盤などがキットとして用意されており、一連の体験が可能になっている。

階段路を上り下りするデリカD:5。
一部の車輪が浮いてしまうような状況でリヤスライドドアを開閉するデリカD:5。やわなボディではボディが歪んでドアの開け閉めはできなくなる。

登坂性能や走破性はこうした派手なパフォーマンスでよくわかるのだが、地味ながらポイント高いのがアプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルが、トライトンはもちろん、ミニバンのデリカD:5でも十分確保されていることだ。

逆にトライトンは大きなサスペンションストロークで限界まで接地性を確保している。
伸び側だけでなく縮み側でもこれだけストロークしており、優れた悪路走破性を実現している。

荷台でリヤオーバーハングが長いように感じられるトライトンでもこれらの3アングルに不安はない。
デリカD:5もトライトンもそれぞれミニバンやSUVとひとくくりにされてしまいがちな昨今だが、どちらもそんなやわなカテゴリーには収まらない本格的なオフローダーであることが、この「三菱4WD登坂キット体験」で実感できるのだ。

「三菱4WD登坂キット体験」を動画で見る!

■デリカD:5

階段を模したキットを上り下りするデリカD:5。
45度の急傾斜を登るデリカD:5。
車輪が浮いてしまうような斜めの状態でもリヤスライドドアが開閉できるデリカD:5のボディ剛性。

■トライトン

階段路を上り下りするトライトン。
登坂キットを上り下りするトライトン。
車輪が浮いても、2輪がローラーに載ってもトラクションは確保される優れた4WD性能。

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