トヨタは現在、新型コンパクトスポーツカー「S-FR」を開発中と見られるが、その最新情報を入手するとともに、予想CGを制作した。

S-FRは、2015年の東京モーターショーで初披露されたコンセプトモデルだ。そのコンパクトなルックスは、1965年から1969年に販売された、トヨタのコンパクトスポーツカー「スポーツ800」(通称ヨタハチ)を彷彿させると話題になった。そしていよいよ2026年にも市販型が登場すると予想されているのだ。

市販型は、ダイハツが開発を進める「コペン」新型を「TNGA」プラットフォームを共有、兄弟モデルになることが濃厚となっている。次期型コペンと同じFRレイアウトを採用し、独自の足回りを提供すると思われる。
予想されるエクステリアデザインだが、フロントエンドではヘッドライトをシャープなデザインに刷新。グリルは往年の名車、ヨタハチを彷彿させるレトロなデザインで、かつ大型化して迫力感満載のフェイスが期待できるという。また側面では、サイドのアンダー部分に立体感を持たせたスポイラーを装備することなども考えられる。

ボディサイズは、全長3840mm×全幅1695mm×全高1300mm、ホイールベース2420mmと、トヨタ「GR86」より大幅にコンパクトなボディとなり、車重は1000kgを切るのではと噂されている。
そのキャビンは2シーターレイアウトとなり、コックピットには最新鋭のフルデジタルインストルメントクラスター、ワイドインフォテイメントシステムを搭載予定だ。
パワートレインは1.3L直列3気筒ガソリンエンジンを搭載され、6速MTまたはATが組み合わされる。最高出力130ps程度で、燃費はGR86を大きく超える18km/Lと予想される。
そして気になる価格だが、関係者の話では280万円とGR86よりお買い得プライスが期待できるという。




