2026年全日本ロードレース選手権 第1戦もてぎ2&4レース JSB1000 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀克行選手

鈴鹿8耐で4度の優勝経験を持ち、現在はYAMAHA FACTORY RACING TEAMから全日本ロードレース選手権(JSB1000クラス)に参戦中の中須賀克行選手を、ファーストライダーとして起用する。なお、中須賀選手にとって今回の鈴鹿8耐が「ラストラン」となることも併せて発表された。

中須賀選手にとって、鈴鹿8耐への出場は今回で17回目となる。彼は長年YAMAHA FACTORY RACING TEAMを牽引してきた大黒柱として、自身の集大成となるレースに挑む。

鈴鹿8耐や全日本ロードレースにおけるYZF-R1での豊富な経験を惜しみなく注ぎ込み、ヤマハにとっての通算9勝目、そして2018年以来となる優勝、さらには自らの幕引きを飾る最高の結果を目指す。

中須賀選手の歩みとヤマハの戦績

中須賀選手が鈴鹿8耐に本格デビューしたのは2006年のことである。2003年から2005年にかけてはサードライダー(実質的にはリザーブライダー)として登録されていたが、決勝への出走機会はなかった。

大きな転換点となったのは2015年である。中須賀選手はMotoGPライダーのポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミス両選手と共に鈴鹿8耐での初優勝を達成。これを皮切りに、ヤマハは2015年から2018年にかけて同レース4連覇という快挙を成し遂げた。

第42回大会では、「ヤマハ TECH21 チーム」復刻カラー採用した。

2019年に2位を獲得した後、ヤマハは8時間耐久ロードレースへのファクトリー参戦を一時中断し、それに伴い中須賀選手も長らく同レースから遠ざかっていた。しかし、2025年にファクトリー参戦が再開されると、中須賀選手はMotoGPライダーのジャック・ミラー、WSBKライダーのアンドレア・ロカテッリ両選手と共にYAMAHA RACING TEAMに加わり、2位入賞を果たしている。

長年、ヤマハの顔として、そして日本のトップライダーとして君臨し続けてきた中須賀選手。その「ラストラン」は、鈴鹿の地に新たな歴史を刻む一夜となるだろう。

YAMAHA FACTORY RACING TEAM 中須賀克行選手コメント

今年もファクトリーチームで鈴鹿8耐に参戦できることをとても嬉しく思います。昨年はレースに向けて準備は順調に進んでいたのですが、レース前のテストで怪我をしてしまい、ジャックやロカ、そしてチームにプレッシャーをかけてしまったので、今年は万全の状態で臨みたいと思います。また、レース直前まで3人でのテストができないため、3人全員に合ったセッティングを最初から見つけることが重要です。

ファクトリーチームが復活して2年目なのでプレッシャーは大きいですが、楽しみにしています。昨年からあらゆる面で成長できたと感じています。前回は優勝を逃した分、今年はトップを目指しますので、鈴鹿に来て応援してください!