アキュラブランドでインテグラが復活!202psの1.5ℓターボエンジン搭載 6MTも設定!

ホンダのプレミアムブランド、アキュラは往年の名車である「インテグラ」をプレミアムスポーツコンパクトとして復活させた。価格は約352万円で今春にもデリバリーがスタートする。

今回発表されたインテグラは、アキュラの中でも最もコンパクトなモデルとして位置付けられている。

「2023年のアキュラインテグラは、次世代の運転愛好家を呼び込むことで30年前にブランドを立ち上げるのに役立った初代と同じ役割を果たしています。魅力的なドライビングキャラクター、柔軟な5ドアリフトバックボディスタイル、高度なテクノロジーと機能を備えたインテグラは、アキュラブランドの多くの新規購入者を歓迎します。」と、アキュラナショナルセールスのアシスタントバイスプレジデントであるエミール・コルコール氏は述べている。

歴代モデルをイメージして仕上げられたデザイン

エクステリアデザインは、1986年のブランド立ち上げ時のインテグラをイメージしてスポーティでコンパクトなプロポーションを実現させている。また、全体のデザインはRDXの2019年モデルで最初に用いられた、コントラストデザイン言語を継続して採用されている。もちろん最近のアキュラ車のトレンドとなっている、4つのJewelEyeLEDヘッドライトと「Chicane」LEDデイタイムランニングライトで囲まれた、フレームレスバージョンのAcuraのDiamondPentagonグリルも備えている。

アグレッシブなデザインのリヤビュー

アグレッシブなデザインのリヤビューは、インテグラのワイドトラックとスポーティな性格を表したものとなっている。上向きのデッキリッドと幅広の一体型LEDテールライトは先代モデルを思わせ、フロントとリヤのフェイシアにエンボス加工されたインテグラのロゴは3代目を思い起こさせる。新しいアキュラデザインを採用しながらも、歴代の懐かしさが散りばめられているのはファンとしては嬉しいポイントだ。ホイールは標準が17インチだが、オプションで18インチや19インチも用意されている。

インテリアは、同じプラットフォームを共有するシビックと似たデザインが採用されているが、高品質な素材を採用することによりプレミアム感をプラスしている。さらに16スピーカーのELSSTUDIO3Dプレミアムオーディオシステムをオプションで用意。フロントシートの乗客のヘッドライナーに取り付けられた2つのHighlineスピーカーで新しい次元の音質を実現しているという。

細部の質感をあげて、シビックの1クラス上の上質さを実現している。

パワートレーンは、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力202ps/6000rpm、最大トルク260Nm/1800~5000rpmを発生するこのエンジンは、クラスをリードするドライビングダイナミクスと魅力的なパフォーマンスを発揮するという。また、ドライブモードはコンフォート、ノーマル、スポーツの他にも、ドライバーがIDS(Integrated Dynamics System)設定の組み合わせを好みに合わせてカスタマイズできる「個別」モードがA-Spec with Technology Packageを選ぶとついてくる。

6MTが用意されたのは嬉しいニュース

またトランスミッションは、高出力のターボエンジン用に特別に調整されたパドルシフト付きのCVTと6MTが用意されている。

価格は約352万円からとなっている。現在すでに予約受付中で今春にもデリバリーが始まるという。

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