新しいエミーラには、AMGのM139直噴エンジンが搭載され、このエンジンはエミーラのために特注で製造されたものであり、公道で使用できる最もパワフルな2.0リッター4気筒エンジンとして、365psを発生させることができる。世界最高のi4ユニットとして広く認められており、低排気量で卓越した性能を発揮する。エキゾーストシステムは、エミーラ独自がデザインされている。また、標準でパドルシフトを備えた8速デュアルクラッチトランスミッション（DCT）が備えられており、これはロータス初となる。
エミーラのエクステリア・ディテールで注目なのは、オリジナルのエンジンベイカバーとＣピラーにエミーラ・ファーストエディションを表すバッジ。フロントとリア共にLED式のヘッドライト、テールライトが採用された。エキゾーストパイプはチタニウムカラーに、フロントバンパーエアブレード、フロントスプリッター、サイドシル、リアディフューザーがグロスブラックで塗装され、引き締まったスポーティな見た目に仕上げられている。
20インチの超軽量Vスポーク鍛造アロイホイールが標準装備され、ダイヤモンドカットはプレミアムな2トーン仕様となり、シルバーとグロスブラックも追加料金なしで選択することができる。ファーストエディションの装備の一部として、2ピースハイパフォーマンスブレーキディスクとロータスネーム入りブレーキキャリパーは、ブラックの他にレッド、イエロー、シルバーから選択可能となり、TPMS（タイヤプレッシャーモニタリングシステム）も標準装備となる。
鮮やかなエクステリアカラーは、全6色が用意されている。セネカブルー、マグマレッド、ヘセルイエロー、ダークバーダント、シャドーグレー、ニンバスグレーの6色から選択が可能。
インテリアトリム＆シートも標準装備で7種類から選択することが可能。3段階のシートヒーターに、12way電動調整機能。運転席と左右ミラーの位置を記録するプリセットメモリー機能が備えられている。クライメートコントロール（シングルゾーンエアコンディショニング）、クルーズコントロール、キーレススタート、ボイスコントロール、選択式ドライブモードが標準装備となる。
スマートフォンとの接続（Bluetooth または USB)により利用可能なApple CarPlay / Android Autoと、英国ブランドKEFとのパートナーシップにより開発された10チャンネルプレミアムオーディオシステム（340W）が組み込まれている。全ての機能はダッシュボード中央に取り付けられた10.25インチタッチスクリーンと、マルチファンクションステアリングホイール後方に設置されている12.3インチTFTドライバーディスプレイを介してアクセスすることが可能。
2022年4月22日よりロータス エミーラ V6 ファーストエディションの車両本体価格については、原材料費の急激な価格上昇に伴い、税込みで1,353万円から1,452万円に変更されている。
