走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを両立するアウディマグネティックライドを採用
アウディTTは1998年の初代登場以来、三世代にわたって進化を続けるプレミアムコンパクトスポーツモデル。TTシリーズの国内導入が開始されてからおよそ四半世紀が経過したいまも、アウディのアイコン的存在として強い個性を放っている。
このたび登場した「TTクーペSラインコンペティションプラス」は、2020年に導入された限定モデルTTクーペSラインコンペティション」をさらに進化させたモデルである。ベースモデルはTTクーペ45 TFSIクワトロで、245ps/370Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載。高効率な7速DCT(Sトロニック)を組み合わせる。駆動方式はquattro(クワトロ)四輪駆動システムだ。
エクステリアは、Sラインパッケージ、ブラックAudi rings &ブラック ハイグロス スタイリング パッケージをベースに、TT RSデザインのリヤスポイラーやAudi Sport製5アームRSデザイン19インチアルミホイール、カラードブレーキキャリパー(レッド)やブラックテールパイプ、フォーリングスサイドデカールを装備して、スポーティな印象を高めている。さらに走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを両立する、アウディマグネティックライドの採用により、走りの質感も引き上げられている。
インテリアには、レザー仕様のドアアームレストとセンターコンソール、アルカンターラ素材のシフトノブをセレクト。RSデザインパッケージのダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートのステッチ、センターコンソールのトリム、エアコンのリングは、ボディカラーにより、レッドもしくはブルーを基調としている。さらに、センターレブカウンター表示のスポーツモードを有するバーチャルコックピットプラスを採用するなど、特別な装備を数多く搭載していのもこの限定モデルの特徴。
これらに加えて、コンフォートパッケージ(シートヒーター/センターアームレスト/アウディサイドアシスト/アウディパーキングシステム/リヤビューカメラ/アウディホールドアシスト/エクステンデッドアルミニウムルックインテリア)や、マトリクスLEDヘッドライト、クルーズコントロール、プライバシーガラスなど、人気アイテムも標準装備されている。
ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定。合計で200台の限定モデルだ。