【このキャンピングカーが欲しい】191万円から買える! ハイゼットカーゴベースのベーシックモデルが待望の新登場

キャンピングカー
メティオ・ラクネルLiLi(191万円-)
メティオのニューモデル「ラクネルLiLi」の注目は、191万円からというプライス。ハイゼットカーゴをベースとしたベーシックモデルだが、独自のアルミフレーム構造により対面ダイネットを実現しているなど、機能性にも抜かりはない。

PHOTO & TEXT●山崎友貴(YAMAZAKI Tomotaka)

モダンなカラーコーディネイトは女性ウケも○|メティオ・ラクネルLiLi

キャンピングカーの市場では、いまダイハツ・アトレーが注目されている。アトレーは先のフルモデルチェンジにおいて、従来の5ナンバー軽ワゴンから4ナンバーバンに変更された。これに伴い、シートを折り畳んだ時の荷室のフルフラット化が実現され、よりレジャーや車中泊に適した車内となったのである。

さらに、アトレーにはこのクラス初のアダプティブ・クルーズ・コントロールが標準装備となったことで、シルバーエイジを中心に人気が高まったのである。軽キャンピングカーの市場では比較的シルバーエイジが多く、安全性への意識が高いからだ。

各ビルダーはいち早くアトレーに目をつけて新作をリリースしてきたが、ネックとなったのがその価格。安全装備を充実させたことなどが要因となり、車両本体価格が高くなってしまったのである。そのため、キャンパー仕様にした最終価格は多くのモデルで300万円超え。ハイエースベースのバンコンモデルに比べればリーズナブルではあるが、軽キャンパーとしてかんがえればなかなかの価格なのである。

メティオは軽バンやコンパクトバンをベースしたキャンパーを造るビルダーだが、やはり2022年春にアトレーをベースにしたモデルをリリースしていた。このモデルは好評のようだが、メティオとしてはもう少しリーズナブルなモデルを…と考え、このハイゼットカーゴをベースにした「ラクネルLiLi」を投入してきた。

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対面のダイネットを備える。ベッドを展開すれば、2名がゆったり就寝できる。

LiLiの特徴はいくつかあるが、まず価格。2WD NAモデルをベースに選び、最もスタンダードな装備を選べば、191万円から選ぶことができる。4WDターボでフルオプションだと440万8800円となってしまうが、100万円台から選べるグレードがあることは、若年層にはうれしいだろう。

第二の特徴は、LiLiの内装が女性ユーザーを意識したコーディネイトになっていること。ラベンダー色を基調に、木目を強調した家具をインストールして、トレンドのインテリアを構築している。

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リヤにもテーブルを用意。アルミフレームに固定されており、ボルトを手回しで脱着可能。

ラクネルはこれまで、汎用的なカラーイメージのインテリアを作ることが多かったため、この新基軸は女性を中心とする新しいユーザーを呼びそうだ。

主な装備としては、着座ができるダイネットおよびベッドマットを中心に、後部三方を囲むようにして設置してあるテーブル家具がベースとなる。これに、グレードがアップするごとに装備が増えていく。

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リヤのサイドウインドウの有孔ボードには、フックなどを装着できる。

グレードアップで増える装備としては、1500Wインバーター、外部充電システム、冷凍冷蔵庫、上部家具など。フルオプションの最上級グレードを選べば、ソーラーパネルや走行充電、FFヒーター、シェード、網戸なども標準装備となる。ここまでくると車両代込みで400万円超えとなるが、必要な装備だけで選んで価格を抑えるという手もあるだろう。

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オプションの冷蔵庫。

キャンピングカーユーザーの車両を拝見すると、男性よりも女性の方が圧倒的びコーディネイトが上手で、楽しげな車内にしていることが多い。やはりインテリアに対しての造詣が深いからだろう。LiLiも女性の感性で作られているが、これをベースにさらにスタイリッシュな車内にアレンジするのも楽しそうだ。

昨今は多くのビルダーが女性目線のモデルをリリースしており、日本のキャンピングカー業界も洗練されてきている気がする。欧州製モデルのように、さらにモダンカラーでコーディネイトされたものが登場すれば、より多くのユーザーに対して裾野が広がるのではないだろうか。

著者プロフィール

山崎友貴 近影

山崎友貴

SUV生活研究家、フリーエディター。スキー専門誌、四輪駆動車誌編集部を経て独立し、多ジャンルの雑誌・書…