2022年車載保冷設備・最新のカタチ

大小それぞれに利点があり、ネックもある。ひとによっては、電源を使わない簡易タイプがベストといいう場合もあるだろう。
クルマ用の冷蔵庫が、着々とその搭載率を上げている。お出掛け気運が拍車を掛けているのだろう。今選ぶならどこを見るべきか。その勘所を手短にレポート!

載せ下ろしの手間も含めて考える

いまだ油断こそできないものの、お出掛け気運は留まることなく、キャンプ場はもちろん道の駅も活況を呈しているそうだ。その動向に歩を合わせるように、車載用の保冷アイテムも近年急速に需要を増し、対応する用品の数も種類も豊富になってきた。

キャンプ用品の買い出しはもちろんのこと、道の駅に並ぶ地場産品の買い付けでも、車内で保冷設備があると何かと重宝する。遠路を行くドライブ旅の途中であればなおさらだ。

ひと頃はユニークなバラエティ品として数点あるだけだった車載用の冷蔵庫も、携行しやすい小型のものはもちろん、本格機能を携えた設備と呼べる大型のものまで、いまやバリエーションは多岐に渡る。
となると、どれが選ぶべきかとの話にはなるだろうが、予算はもちろん保冷設備に何を求めるかで当然のことに最適解は変わる。外気温マイナス15度程度の冷蔵力でよければ、ペルチェ式という方式の冷蔵庫が手頃な値段から選べるのでいいだろう。冷蔵のみならず冷凍品も運びたいのであればコンプレッサー式の本格設備が必要。もっとも生鮮品の傷みを避ける程度の考えであれば、機動力に優れる車載式ショッピングバッグのほうがいいかもしれない。

注意すべきなのが、愛車とのマッチングだ。単純に、より上等な物をとの考えでハイクラスの大型品を購入すると、クルマによっては予想外の場所を取る事態にもつながりがち。膨大な積載力を持つ反面、空荷部分は時と場合により、デッドスペースにもなる。
また重さも懸念すべき点だろう。本格設備を備える物ほどに重量は増し、持ち運びはもちろん、載せ下ろしにも難儀する。荷室の開口部によっては、高く持ち上げた上で垂直に降ろすような負荷の高い作業も必要になり、ひとりでは無理ということにもなりかねない。
モノ単体で考えず、愛車との組み合わせで使った際にどうなのか。カー用品全般に共通する話ではあるものの、カンジンなのはやはりここだ。

ファミリカー、新・現代必須(?)装備のいま

通常は車載状態で移動するものでも、載せ下ろしに持ち運びと、容易に持ち運びできるタイプこそ活きるシーンも多い。
大容量タイプゆえの豪華装備感は大きいものの、いざクルマに乗せるとかなりかさばるケースもある。荷室の絶対的サイズはもちろん、開口形状も念頭に置いておきたい。

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