日産自動車がEV優遇施策に活用できる電気自動車利用証明書「ブルー・スイッチカード」の運用を開始

日産自動車はこのほど、脱炭素化や環境負荷低減の取り組みの一環として、電気自動車(EV)優遇施策を実施している地域をEVで訪れた際に、そのサービスを簡易に受けられるEV利用証明のひとつとなる、「ブルー・スイッチカード」の運用を、10月11日より開始すると発表。まずは、熊本県阿蘇市と長崎県佐世保市で利用が可能となる。

EVオーナー向け「NissanConnect EV」アプリの新機能。スマートフォンの画面上にEV利用を簡易に提示、証明するもので、施設側での確認をスムーズに行うことが可能

日産自動車はこのほど、脱炭素化や環境負荷低減の取り組みの一環として、電気自動車(EV)優遇施策を実施している地域をEVで訪れた際に、そのサービスを簡易に受けられるEV利用証明のひとつとなる、「ブルー・スイッチカード」の運用を、10月11日より開始すると発表。まずは、熊本県阿蘇市と長崎県佐世保市で利用が可能となる。

日産は、EVの普及を通して地域課題の解決に取り組む日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」活動の連携協定のもと、熊本県阿蘇市や長崎県佐世保市と、観光施設でのサービス利用料割引などのEV優遇施策を進めてきた。

NissanConnect EVアプリ「ブルー・スイッチカード」

「ブルー・スイッチカード」は、日産のコネクテッドカーサービス「NissanConnectサービス」が提供するEVオーナー向け「NissanConnect EV」アプリの新しい機能として、スマートフォンの画面上にEV利用を簡易に提示、証明するもので、施設側での確認をスムーズに行うことが可能だ。日産は、より多くの日産EVオーナーにこの「ブルー・スイッチカード」でのサービス利用を簡便にできるよう、今後、デジタル上での仕組みを拡大していく予定だ。

●NissanConnect サービス
車両が通信でつながることで、より快適で安心、そしてワクワクするカーライフをカスタマーに提供する日産のコネクテッドカーサービス。専用スマートフォンアプリから車両状況の確認や、乗車前に車内温度を快適に設定できる「乗る前エアコン」が利用可能なほか、通信による地図自動更新や、オペレータとつなげてルート探索およびナビの目的地設定依頼などができるサービスといった多様な機能が利用できる(車種により利用できるサービスは異なる)。

日産は、日本が抱える脱炭素、災害、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題を解決するため、2018年5月に日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を発表。その活動を牽引するリーダーとして、全国の自治体や企業と協力して、EV普及を通じた社会の変革に積極的に取り組んでいる。今回の「ブルー・スイッチカード」の導入により、環境に配慮したEVを活用し、日産は「ブルー・スイッチ」活動で連携するパートナーのさらなる観光活性化に貢献していく。

NissanConnect EVアプリ トップ画面
NissanConnect EVアプリ メニュー画面

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