目次
クルマの運転は元より、洗車にメンテにカスタムにとカーライフを満喫しようものなら、年齢による体の衰えはことのほか身に染みる。何をやるにも身体へ掛かる負担が大きいため、若い時分では気にならなかったことが年を重ねるほどに厄介になってくるからだ。
とりわけ多く耳にする悩みは主に2つ。それは”目”と”腰”。
前者は主に運転中、遠近や明暗に対する応答が遅れ、疲労感の増大はもちろん、夜の運転がコワくなったなんて話も聞く。
後者の場合は、運転時はもちろん、日々のカーケア時に悩みを抱える人が多い。とりわけ夏冬のタイヤ交換時など、重いものを持ち上げる時に腰を痛めたというのは”あるある”話だ。
そんな時こそアシストグッズを頼るのが吉! 目の悩みを解消するドライビンググラスは、今やケース別に多様なものが用意されている。衰えの分はグッズでカバーすればいいのだ。
物足りない愛車の性能や機能をやカスタムパーツやカーグッズで補うように、自身の身体も老化を前提にその都度処置してやれば大丈夫。
高反発ゴムの伸び縮みで身体の動きをアシスト!
ここで紹介するのも、まさにそんなアイテムの一つ。一時話題となった電力を用いたパワードスーツまではいかずとも、素材原理を使ったシンプルなあつらえによるアシストスーツ『DARWING Hakobelude(ダーウィン・ハコベルデ)』である。
元々はプロの作業現場用に作られているものでもあるのだろうが一般ユーザー向けの商品も登場してきており、なかには本品のような人気アニメーション作品とのコラボモデルもラインナップされている。
薄型軽量で身体の動きを妨げず、効果的にアシスト
ものものしい装いながらも、高反発ゴムの反力を活かして背中から腰、そして腰から臀部に掛けての身体の動きを補助するその仕組みはシンプルで、かつ論理的。重量も約600gに抑えられるため、衣服の一つのようにも扱える。
さらにダイヤ工業が独自に開発した空気圧式人工筋肉はアシストに電力は不要でスーツの稼働時間に制限はない。
本品の装着も作業つなぎを着ることに抵抗がなければあまり気にはならないだろう。それよりも、本品はむしろ”見せること”を前提にデザインされているため、すすんで見せたい気持ちになるかもしれない。
何より、作業前に気持ちのスイッチを入れることにもつながる。この感じも、ちょっとイイ!?