ウォークスルー部分にぴったりフィット!床上の収納増設、フレキシブル編

ミニバン車のウォークスルー部分はもちろん、車種を選ばず、座席の足元部分や荷室部分にも転用できる。座面には面ファスナーが備えられるので、フロアカーペットにも定着可能だ。
ファミリーカーともなれば、収納スペースはいくらあってもいい。なかでも走行中にも手が届く配置場所はとっておきの一等地。ここで紹介するのは、まさにそれを可能にするお役立ちグッズだ。

取っ手付きで、車内外を自由に行き来できる!

サンワダイレクト『ウォークスルー収納ボックス取っ手付き(価格:4980円)』。幅350mmで、高さは280mm。奥行きは広げると180mm、畳むと45mmに収まる。

最近でこそ、カーメーカーによる備え付けの収納スペースは増えたものの、それでも充分とは言い難い。とりわけ、日常的に使用する携行品が増えているためだ。スマホを始めとする電子機器はもとより、時節柄として消臭スプレーにウェットティッシュ、ひとによっては水筒に電子タバコといったものまで、その顔ぶれは実に様々だ。

こうなると車内では、特に運転席まわりはすぐにキャパオーバーとなってしまう。ポイントは、手が届く場所に常におきたい存在のものばかりという点だ。

これまでも、市販アクセサリーとしてすき間をついたポケット収納等が揃ってはいたものの、新たに死角をついた商品がこの度登場した。目の付け所はフロア。つまり床置きだ。

ゴミ箱や靴収納型の足置き等、床置き前提のアクセサリーはこれまでもあったが、床置きの増設収納はあまりなかった。床は足を置く所という固定概念ゆえだろうが、分厚く保護されたボックス式なら多少捉え方も変わる。

サービスエリアや道の駅等で飲食物を購入してクルマまで運び、そのままの状態で車内バスケットにも利用するような応用方法もお手の物だ。

名前にも冠されているとおり、ウォークスルー場所に配置する設定のこの製品だが、当然後部座席の足元にもフィットする。写真のような、軽自動車サイズではピタッとはまる。運転席と対角上に置けば、運転しながら手が届くもうひとつのポケットにもなり得る。

付属する間仕切りは可動式のため、自分なりの配置にすることもできるほか、側面にはA4サイズの書類を始め、小物用のポケットがあるのも嬉しい。営業車等、仕事でクルマを使うシーンなどにも良さそうだ。

さらに言えば取っ手がつくためにそのまま持ち運び可能という点も見逃せない。パーキングエリアや道の駅などでちょっとした買い物をする際も、買い袋代わりに使えるほか、持ち運びの状態のままで車内固定も可能になる。もちろん、折りたたみも可能なので、多人数乗車の際はすぐにスペースを空けることもできる。底面には面ファスナーがつくので、荷室にそのまま移動してもいいだろう。

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