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薄型大画面ディスプレイは、スッキリ、シンプルな装着感が魅力
「フローティングナビ」という分野を切り開いてきたパナソニック・ストラーダ。どうしても車種ごとにある純正のオーディオスペースに制約されてしまうナビユニットの常識を一変、500車種以上ものクルマで大画面ナビをセットアップできるシステムを構築。10V型大画面を活かす超高画質の有機ELディスプレイを採用。精細な表示で地図も見やすく、ナビゲートエンジンも操作しやすくわかりやすい。再生メディアもCD/DVD/BDをはじめ、スマホ連携、家庭用レコーダーとのリンクも実現した、まさに全部入りのフルスペックナビ。
そんな人気ナビの最新モデルには2024年度版の最新地図データを搭載(2023年11月発売から)。立体的な表示も含めて、最新版のデータをHD美次元マップで確認することができる。さらに、エンタメ要素の充実だけでなく、それをアウトプットする音の部分にもこだわり満載。ストラーダであれば、ディスプレイオーディオ、スマホナビといったいまどきの使い方と比べて、確実に質の高いカーライフを体感することができる。
■CN-F1X 10BGD
■対応:500車種以上
■参考価格:26万円前後
※参考価格は編集部調べ
カーオーディオチューンをしたようなクリアで臨場感あるサウンドを実現
現代の車載ナビゲーションはナビ機能の充実は当たり前で、そこにプラスアルファされる要素も重要なものとなってきている。特にスマホとの連携を前提として使うケースが多い純正ディスプレイオーディオだと、いまひとつ使いにくい、面倒、というった声も少なくないのが現状。
ストラーダF1 Xプレミアム10は、美しい大画面、ナビとしての基本性能の高さを備えた上で、エンタメ要素が非常に充実している。これ1台をセットアップしてしまえばカーライフの質が格段に向上するのだ。それを象徴するのが「ストラーダ・サウンドエンジン」。自社設計となるベースの音&プロのチューニングによる匠機能は、年々進化させてきた。高音質オペアンプや高速演算DSPのほか、ストラーダ専用のコンデンサや電子ボリュームなどを搭載。ハイレゾ音源をそのままの高音質クオリティで楽しめるだけでなく、サウンドのプロフェッショナル集団であるミキサーズ・ラボ監修による匠の技が音楽の持つ躍動感と空気感を創造する「音の匠」機能で、ドライブシーンやスピーカーに合わせた高音質を実現。
さらにモード切替も可能で、スタジオでの収録環境に近い音を再現してくれる「匠 マスターサウンド」、音楽を聴きながら車内での会話も楽しめる「和 会話重視」モード、そして新たに設定された「極 サラウンド」モードでは、音場を持ち上げ、まるで目の前にステージがあるかのような臨場感あふれるサウンドを楽しむことができる。
特筆すべきはこの臨場感あふれるサウンドが、ストラーダを装着するだけで楽しめるという点。スピーカーは純正で、ドアのデッドニングなどもしていない状態のデモカーでも明らかに音質向上が感じられたのだ。もちろん、さらにこだわる場合はイコライザー設定でさらに突き詰めることもできるので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広くオススメできる逸品である。
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年3月号
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]