デリカdeリカバリー計画 018|ボディダンパーの取り付けを最適化してみた

取り付け位置の違いで効果が違った! COXボディダンパー(リア用)【デリカdeリカバリー計画 Vol.18】

2011年式、走行距離20万キロを超えた編集部デリカ。
足まわりのブッシュ類やダンパーを交換し、ボディダンパーも装着したから走りも快適そのものなのだが、
今回はそのリア用ボディダンパーの取り付けを最適化してみました。果たして違いは出るのだろうか!?

走りにベストなのどこか探してみた!

2023年の春先に編集部デリカに取り付けたコルトスピードのCOXボディダンパー。装着前に感じていた走行時の微振動やボディの揺れといった不快感は抑えられ、乗り心地向上の効果は十分に感じられた。今回は、その体感テストの際にも提案があった、リア用ボディダンパーの取り付け位置をより最適化することにトライ。

改めてCOXボディダンパーがどんなパーツなのかを説明すると、ヤマハ発動機が開発し、現在では自動車メーカーのライン装着にも採用され始めている乗り心地向上パーツ。車体の主要な構造体の2点間に、ボディの振動や変形を吸収する減衰力機構(ボディダンパー)を加えることで、ゴツゴツ感や突き上げの緩和や操縦安定性向上に寄与するといったもの。

編集部デリカのボディダンパーのリア部分は、これまで牽引用のヒッチメンバーの上から取り付けていたけれど、ボディにダイレクトに取り付けることが推奨されているので、今回それを試してみることにした。

これまでの取り付けでも、たまに路面状況によってはおこる走行中のピーキーな横揺れなどがなくなって、全体的にはマイルドな乗り味になっていたのだけれど、はたして今回の改善ではどうなったか?

作業はデリカのホームドクターを務めて頂いているコルトスピードで実施した。ついでに12月が車検なのでリフトに上げた時に下回りを見てもらったが、エンジンのアンダーカバー部分にオイルのシミが。どうもシリンダーヘッド部分から漏れているらしい。これは車検時に対策を講じるとして、今回のお題のリアのヒッチメンバー取り外しとボディダンパーの再取り付けは、スムーズに進行して無事完了。

作業後、コルトスピードのある厚木からの帰路、約60kmほどの走行だったが、取り付け位置の変更前と変更後の違いはハッキリとわかった。まず走り出してすぐに感じたのはリアの軽快感。まあかなりの重量のヒッチメンバーを取り外したというのもあるが、とにかく軽快で振動もより抑えられている印象だ。もっとこれからいろいろとドライブして試したかったのだが、骨折で右手が全く使えずという状況。というわけで本連載からも無念のリタイア。今後の車検等については新担当に託す事にいたします。

昭和のオヤジも満足できる! サイバーナビってたまらん!

三菱乗りが困ったらココ「コルトスピード」

住所:神奈川県厚木市酒井3080 
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日、第2/4火曜日 
電話:046-220-5610
URL:http://www.colt-speed.com

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年2月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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