5日間で5万台を受注! みんな欲しがるスズキ「ジムニーノマド」はなにが凄いの?

インドやオーストラリアなど、海外では既に販売され、かねてより日本導入も噂されていたジムニーの5ドアモデルが、遂に発売!
サブネームには「遊牧民」を意味し、かつてエスクードにも使われていた「NOMADE(ノマド)」が採用された。
カスタマイズのベースとしても要注目なニューモデルの詳細に迫る。

ジムニーノマドは5ドア仕様の他に何が違うの?

各種メディアで何度となく日本導入について語られてきたジムニーの5ドアモデル。日本仕様は「ジムニーノマド」という車名で販売されることが決まり、インドのグルガオン工場で生産された車両を日本に輸入する、いわゆる逆輸入車として展開される。

ちなみに「ノマド」とは遊牧民を意味する言葉で、かつてエスクードにも採用されていたサブネーム。5ドア化によって移動の自由度が高まったことを象徴するネーミングとしてジムニーに採用される運びとなった。

1.5Lの直4ガソリン自然吸気エンジンを含め、基本的な構造は3ドアのジムニーシエラと共通している。ただし、5ドアを実現するためにラダーフレームのセンター部分が延長され、補強のクロスメンバーも追加。全長とホイールベースはジムニーシエラよりも340mm長くなっている。

それにより後席と荷室のスペースが拡大し、後席乗員のヒップポイントが50mm後方に下がるとともに、荷室フロアの奥行きは350mm拡大していることが大きなポイント。乗車定員は4名で変わりないが、より実用性に優れたスペースユーティリティを実現させている。

ちなみに340mmというホイールベース延長の値は、ジムニーらしい見た目を維持する最小限の値とすることを大前提に、後席の乗降性が成立するギリギリのラインを検証した結果とのこと。リアドアを開けたときのBピラーとリアシート座面までの幅は300mmとなり、十分に乗り降りしやすいスペースが確保されている。

外観にはメッキ加飾を施した5スロットグリルをノマド専用デザインとして採用。ジムニーの最上級モデルとして位置付けられるため、フェイスをメッキ化することで、見た目以上の高級感を手に入れた。

インパネのデザインやシートのトリムなどは基本的にジムニーシエラと共通。ただし、リアドアのパワーウインドウを操作するスイッチがセンターコンソールとリアドアに新設されている。

グレード体系は「FC」のみの設定となり、駆動方式ももちろん4WDだけ。トランスミッションに関しては、5速MTと4速ATから選択できる。

今年、間違いなく新車市場を賑わせる存在となるであろうジムニーノマド。自分ならああしたい、こうしたいとカスタマイズの妄想が止まらない1年となりそうだ。

ジムニーノマドの装備はここが違う!

広い後席と荷室で実用性がアップした!

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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2025年1月30日に国内仕様が登場となった、新型「ジムニー ノマド」。悪路走破性を維持しつつ、5ドア化とホイールベースの延長で後席の快適性を向上させた4人乗りモデル。デザイン面では、5スロットグリルにガンメタリック塗装やメッキ縁取りを採用し、新色を含む全6色を展開。パッケージングでは、後席の居住性と荷室空間を拡大し、ロングドライブの快適性を向上。走行性能では、専用ラダーフレームを採用し剛性を確保しつつ、安定性を強化。安全装備も充実し、ACCや衝突被害軽減ブレーキを標準装備している。そんなジムニーノマドの後席関連の写真と数字で発表されているものをチェックする。

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