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広い室内空間は両車譲らず! 車中泊でより快適なのはレイバックだった
インプレッサベースのSUVとなるクロストレックに対し、レヴォーグベースの都会派クロスオーバーSUVとして誕生したレヴォーグ レイバック(以下、レイバック)。サイズ的にはレイバックの方がひとまわり大きくなるが、メーカーのカタログ数値では外装も内装も極端な差はそれほどない。とはいえ、実際に同じ量のアウトドアギアを積み込んだり、車中泊してみると明らかな違いがあった。
就寝スペースのつくり方は両車ともに後席を倒して格納するというシンプルなパターンだが、大きな違いは後席を倒したときの荷室長。具体的な違いは次のページで比較しているが、後席格納時の荷室長がクロストレック約1390mmに対しレイバックは約1630mm。どちらも身長170cm程度の大人が寝転ぶには少々短いが、レイバックは前席を一番前にスライドし後方へ倒せば、多少凸凹は残るが余裕をもって寝転ぶことができるようになる。一方のクロストレックは同じようにしても足を伸ばして寝転ぶことができなかった。ただしレイバックとは違ったアプローチで就寝スペースを作ることが可能。荷物などを使い隙間を埋めるなどひと手間かかってしまうが、レイバック同様にフラットで快適に就寝できるスペースを作ることができた。また両車で寝心地を比較してみて気になったのが室内高の違い。どちらも室内高は決して高くない設計だが、後席を格納した状態での室内高がクロストレック約670mm、レイバック約710mm。寝転んだ状態からアシストグリップを掴んで起きあがろうとする際、少しでも室内高が高い方が安心して起き上がることができるので、より快適な車中泊を過ごすということを考えるとレイバックを選択したい。
結果、初めての雪中キャンプはレイバックで一晩を過ごしたが、夜がふけるにつれて外気温が急降下! 就寝時の23時頃にはなんと-9度、車内温度は-5度に(実際はもっと下がっていそう)。フラットで広々とした就寝スペースをつくり、なおかつ冬用シュラフや厚手のキャンプマットと電気式敷毛布を使った底冷え対策もあり十分な睡眠をとることはできたが、さすがに普段の車中泊と違い、朝起きた時の足冷え感は若干あった。今回はレイバックでの車中泊だったが、実際寝転んだ感じはクロストレックでも十分ぐっすり寝られそう。スバルの人気SUVは、車中泊において頼もしい存在だった。

テーマはベッドキットを使わず快適に車中泊ができるクルマ探し。冬用シュラフやポータブル電源など、万全の準備体制で初めての雪中車中泊に挑戦。 ●身長:170cm●体重:90kg
長さ不足はアイデアで解消、床面フラットで寝心地良好なクロストレック


全長×全幅×全高 4480×1800×1575mm
室内長×室内幅×室内高 1930×1505×1200mm
車両価格 405万3500円











長さも広さも申し分なし、就寝スペースが楽々完成したレイバック


全長×全幅×全高 4770×1820×1570mm
室内長×室内幅×室内高 1900×1515×1205mm
車両価格 399万3000円











非日常感に癒される雪中キャンプ、しっかりとした防寒対策も重要!

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2025年4月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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