風洞試験が身近な存在になる!? これからのエアロパーツは、空力性能が劇的にアガルかも!? #TAS2022

「誰でも気軽に風洞実験ができる」ことを目指した展示品! 世界最小クラスの自動車用風洞試験システム! 【#東京オートサロン2022現地直送!】

最新のデモカーやパーツが並ぶ東京オートサロン2022の会場でひときわ異彩を放っていたのが、ニシヤマ・大和製衡・日本風洞製作所の3社合同ブースだ。

専門家を交えた3社共同開発で誕生したガレージサイズの可搬式ユニット

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興味を持ってのぞいてみると、そこには写真や映像でしか見たこともない装置が……。ナント、このブースに展示されていたのは、車両やパーツではなく自動車用の風洞試験システムそのもの!

風洞試験システムとは、自動車の車体形状やエアロパーツの空力テストを行うための装置。設置には広い敷地が必要となり、おいそれと導入できるようなシロモノではないが、このコンパクト風洞「エアロオプティム」とコンパクト風洞天秤「スリムバランス」は、世界最小クラスの試験システム。可搬式で場所を選ばず導入できるため、スペースの限られたイベントブースでの初展示が実現したわけだ。

本格的な空力試験の様子をオートサロンの会場で見られることに、ちょっと興奮……。コンパクト風洞システムの導入が広がれば、エアロパーツの空力性能を可視化するのが当たり前の時代が来るかも!?

Photos by中川シンジ Text by岩田一成

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