洗車スポンジの多くがやわらかいウレタンフォーム素材で、安いモノから高いモノまで様々。今回比較したのは、100均で買える手軽なスポンジと人気の高いスタンダードな洗車スポンジ。さらに、形状も素材も異なるグローブタイプの2種類を調査。
比較に使ったシャンプーは「グロスシャンプー」
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比較に使ったシャンプーは、泡だちの良いソナックス・グロスシャンプーを使用。スポンジが違うだけでも洗い心地の違いはあるのかを検証。
(1)ダイソー 洗車スポンジウェーブ加工タイプ
購入価格:110円 サイズ:170mm×130mm×40mm 素材:ポリウレタン
少し柔らかめな凹凸タイプのスポンジ形状なので、シャンプーの泡乗りはまずまず。柄がついているので、手荒れなどを気にするなら便利。スポンジ全体に力が入らないせいか、段差のある部分は浮いている感覚。力を入れすぎるのはNGだが、柄の部分が沈み込みボディを傷つけそう。手の届きにくい部分は、柄がある分作業しやすい。ただモノにもよると思うが、購入したスポンジは柄から既にはがれそうだった。
柄つきなのは便利だけど、力加減が難しく疲れる
泡乗り ★★★☆☆
柔らかさ ★★★☆☆
洗いやすさ ★★☆☆☆
価格 ★★★★★
総評 △
(2)シュアラスター ウォッシングスポンジ
購入価格:438円 サイズ:約185mm×133mm×60mm 素材:ポリウレタン/EPDMゴム
泡乗り
洗い心地
持ちやすい形状と程よい硬さで泡乗りも良好。100均のスポンジに比べると、きめ細かくしっかりしている。価格は4倍だけど、こちらの方が断然良い。力を入れなくてもしっかりと接地感があるので、使いやすくシャンプーの泡を滑らかに伸ばせる。多少の隙間も、角部分で洗浄できる。裏面はしっかりとしたEPDMゴムで、虫や鳥フンなどのしつこい汚れに対して効果的。表面のウレタン部分と使い分けて洗える
スポンジ性能は優秀! 握りやすく使いやすい
泡乗り ★★★★☆
柔らかさ ★★★★☆
洗いやすさ ★★★★☆
価格 ★★★★☆
総評 ○
(3)プロスタッフ ボディ用グローブゴリラの手
購入価格:798円 サイズ:295mm×240mm×35mm 素材:ポリウレタン/ポリエステル・ナイロン・綿
マイクロファイバーのツイストとクロスの両面で使えるグローブタイプ。泡乗りは手ですくうように持てるのが良い。手が大きい人はきつく感じるかも。濡れた手袋をしてボディを撫でている感覚。無駄な力も必要なく作業はしやすいが、適度な重さになり通常スポンジよりも疲れる印象。マイクロファイバーツイスト面は、ドアノブやグリルなどの隙間にもしっかり入り込むので、洗い残しの心配が少ない。
隙間まで洗えるのが美点! 水を含むと少し重たい
泡乗り ★★★★★
柔らかさ ★★★☆☆
洗いやすさ ★★★★☆
価格 ★★★☆☆
総評 ○
(4)キーパー ラ・モップⅡ
購入価格:3848円 サイズ:約200mm×250mm 素材:オーストラリア産羊毛100%
プロ仕様のムートングローブ。毛足の長い羊毛が泡をすくいあげてくれるので、比較アイテムの中では1番泡乗りが良い。ウレタン製品とは比べものにならないほどスムーズでサラサラと洗える。きめ細かい泡を効率良く伸ばしてる感覚が好印象だ。ムートンのモコモコ感が心地よく、絶妙なサイズ感でフィッティングも良い。重さをそこまで感じないので作業してても疲れない。
高価なムートングローブ! 1度使うとやめられない
泡乗り ★★★★★
柔らかさ ★★★★★
洗いやすさ ★★★★★
価格 ★☆☆☆☆
総評 ◎
編集部的一推しは「シュアラスター」
通常スポンジに比べて何倍も高価なムートングローブはそもそも別物かもしれないけど、今回はじめて使ってみて洗いやすさに感動しました。普通に使うならシュアラスターが良いかな。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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