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イベント会場でも大活躍だったバットウイングオーニング
意識したのは最近のアウトドアブームを反映したカスタム。それでいて斬新かつ大人テイスト。ボディはマット系の色で仕上げ、足元はブロックタイヤで決める。そしてルーフにはサイドオーニング装着という構成に。
1台丸ごと塗装するオールペイントは費用も時間もかかるが、それだけにクルマの個性を強く打ち出せる。施工はカスタムペイントを積極的に提案、本誌でもお馴染み 頼れるショップ ジェットストロークに依頼。褐色の大地を想起させるカラーのゴンドワナストーンとブラックの組み合わせが実に新鮮。これをマットで仕上げてもらった。光の当たり方で微妙に見え方が変化するのもまた良い感じ。
サイドオーニングはオートキャンプでは是非揃えたいアイテムだ。オーストラリア発のライノラック社のサンシーカーをチョイスした。同社の名前は「サイのように強いラック」という意味らしい。我が国ではエクシズルラインが輸入・販売を手掛ける。
ライノラックといえばまず浮かぶのは、車の周囲3/4を覆うバットウイングオーニングだ。なにしろインパクト大。今回大いに迷ったが、コンパクトにまとめようとサンシーカーにした。普段は写真のようにルーフサイドに格納されていて、使う時に引き出して組み立てて使う。まだキャンプでは使用していないが、ドピーカンだったデリカファンミーティングでは、陽射しを遮ってくれて大いに助かった。ボディのどちらのサイドにも取り付け可能で、今回は同社のパイオニアプラットフォームに取り付けた。
RHINO-RACK
●サンシーカー 2.0mオーニング 価格:5万160円
●パイオニアプラットフォーム 1528(長)×1426(幅) 価格:25万9160円
人気のマット系ペイント用、コーティング剤を開発中です
「特に年数の経っているクルマなら、まずはボディのキズやへこみを修正してからペイントします。ドアの内側からやるか等は、予算、納期やオーナーさんのこだわりもあります。そこは話を充分詰めて取り掛かります」と小田切さん。さすが丁寧な仕事で定評のあるジェットストローク。マット系ペイントについては「最近のアウトドアブームで旧いランクルやデリカなんかをベージュやオリーブ、グレーといったミリタリー系の色で仕上げるのが徐々に増えてきています」。ただし「お手入れはちょっと大変」とも。というのも「汚れたところをポリッシャーで磨けないという弱点がある」そう。「磨くと艶が出ちゃうから」だ。まずは「まめな洗車が長持ちさせる基本ですね。手洗いでなくても洗車機でも問題ないと思います」。
ーコーティング剤はないんでしょうか?
「実はジェットストロークでは現在、マットペイント用のコーティング剤を開発中です。今年の秋口くらいには出せるかなと。施工価格は10万円〜。効果は3〜5年くらい」で検討中とのこと。これは是非やらねば!!
とはいえ、もともとアウトドアでガンガン使う想定のクルマ。「少しくらいのキズやへこみなんか気にしないでカーライフを楽しむ方が良いですよね」とも。もちろんケアは必要。要は、どれだけ愛車を慈しむかということにかかっているのだ。
【JETSTROKE】
TEL 047-446-5557
FAX 047-446-5552
定休日:祝祭日・木曜日
営業時間:平日・土・日/AM10:00〜PM7:00
https://www.jetstroke.com
超速カスタムREPORT PART2 予告
SPECIAL THANKS
●ジェットストローク(オールペイント)
●クリムソン(ホイール)
https://www.crimson-inc.co.jp
●ヨコハマタイヤ(タイヤ)
●エクシズルライン(ルーフラック&サイドオーニング)
●レアル(ステアリング)
●ネクサスジャパン(ヒッチメンバー)
●ごぶやまパート2(タイヤ&ホイール取付等)
●コルトスピード(ショック交換等)
●ジェイミスジャパン(グラベルバイク)
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]