【スズキ・ジムニーで楽しむ生活】ジムニーシエラと行く山深くのポイントへ攻め入る山岳渓流釣り

【ジムニーのある生活_渓流釣り】愛車とともに釣り場を求めて森へ分け入る、いざ渓流へ

今、密かにブームとなっているのが山岳渓流の釣り。ジムニーで行けるところまで登り、登山の様相で川の中を登り、さらに個々のスタイルで対象となる岩魚や山女魚を釣る。3つの魅力を凝縮したこのスポーツは、今注目のアクティビティだ。

“山深くまで”を可能にするジムニーシエラとの山岳渓流釣り

ジムニーユーザーで、趣味が釣りの人はかなり多い。釣り自体のジャンルも様々で、海釣り、湖の釣り、川釣りなどがある。そして、今最も熱いのが川釣り。その中でも山岳渓流が激アツなのだ。

ターゲットは、岩魚と山女魚。なぜ山岳渓流が熱いのか?まず、ポイントとなるフィールドだ。乗用車ではまず行けない場所までジムニーで進み、そこから両手をフリーにした装備で、ほぼ登山の様相でポイントを目指す。やったことがない人から見ると「えっ?こんなところに魚いるの?」と思ってしまうような川幅まで登る。狭い場所だと川幅1メートル以下まで狭くなり、水深は10センチ以下まで浅くなる。さらに、そのシチュエーションだ。1メートル以上の大岩がゴロゴロ。身にまとう装備は、ウエットスーツを着込んだゲータースタイルか、ハイチェストと呼ばれる胸まである長靴のようなウェーダーを着て、川の中を歩く。靴のソールはフェルト。岩についた苔に対し、グリップを確保する為、普段履きではまず使わないフェルトを使用する。竿以外の装備をフィッシングベストや、リュックなどに入れ、両手をフリーにしてほぼ山登りのイメージ。場合によっては、ザイルなどを使い、滝を回り込み、壁にしか見えない場所を登る。



釣り方は様々で、代表的なのは川虫を使った餌釣り。餌は現地調達で虫を下流域で採集。ちょうちん釣りと呼ばれる4メートル強の振り出し竿を用いて、ポイントに餌を落としていく脈釣り。テンカラ釣りと呼ばれる3メートル前後の振り出し竿を使った毛針釣り。今、密かなブームとなっているのが、このテンカラ釣り。道具が少なくコンパクトで、山岳渓流に最も適している。しかし、独自のテクニックが必要なので難易度も高い。そして、フライフィッシングと呼ばれるリールを備えた道具で、射程距離の長いアプローチを可能にした釣り方。さらに、毛針とは違うルアーという疑似餌を使ったルアーフィッシング。これらの釣り方で、グループが順番に川に対しファーストアタックを交代で行う。山岳渓流では、先頭が圧倒的に有利。一つ一つのポイントを丁寧に探り、各々の釣り方で川を登っていく。

そして、もう一つ忘れてはならないのが、熊対策。実は、山岳渓流にアプローチする場合、熊に会う確率がかなり高い。熊鈴が必須で、なるべく音をたてて存在をアピールする。実は、熊は基本臆病で、事前に人がいる事がわかれば近寄ってこない。お互い気が付かずに遭遇すると驚いて襲ってくるのだ。魚に姿を悟られないよう、姿勢を低く忍者のように近づきながら、音を立てて熊を警戒。若干矛盾しているように感じるが、音は水中に伝わらない。このスタイルが山岳渓流の釣りなのだ。

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「【ジムニーのある生活_渓流釣り】愛車とともに釣り場を求めて森へ分け入る、いざ渓流へ」の1枚めの画像
入り口の園庭で、ちょうちん釣りのエサ釣り班はすでに釣果を上げる。経験値が筆者とは違いすぎる。

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猪の匂いがする山肌を踏み分けて川に降りる。ここが、すでに野生動物のフィールドである事がわかる瞬間だ。

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「【ジムニーのある生活_渓流釣り】愛車とともに釣り場を求めて森へ分け入る、いざ渓流へ」の3枚めの画像
下流域で当日の餌となる川虫を採集。岩をひっくり返すとそこにいる虫がイワナの好物なのだ。

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この日の釣果は、岩魚が4匹。若干小ぶりだが、かなり元気がよく、この後3枚におろしてフライでいただきました。

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「【ジムニーのある生活_渓流釣り】愛車とともに釣り場を求めて森へ分け入る、いざ渓流へ」の5枚めの画像
餌釣りで必要となる携行道具がこれ。道具の中にあるザイルを今回は使わなかったが、これも必須アイテムだ。

ラフなフィールドも視野に入れた快適移動をこなすサスペンションチューニング

オートサービスイシグロのJB74は、オーナーの意向で様々な釣りに対応している。今回行った山岳渓流だけでなく、海にも、川の本流にもいくので、車内の装備は様々な道具が積めるように特別なことはしていない。しかし、走るフィールドとロングドライブを考慮し、サスペンションをチューニング。初期の乗り味はソフトながら、程よくダンパーの効いた味付けは、車体の動きに落ち着きがあり、ワインディング、ダートを問わずコントロール性が高い。乗り心地も良く、かなり遠くのフィールドでも楽な移動を可能としている。

今回同行した石黒氏の友人の上野氏のJB43は、かなり釣りに特化している。荷室には様々なアイテムを収納する棚を装備し、囮鮎を生かすためのブクブクも装備。リアゲートには、小型のクーラーボックスを搭載するブラケットを装着可能としている。上野氏は、富山エリアの鮎釣りトップクラスアングラーで渓流釣りでもかなりの腕前の方。ポイントの情報もかなり詳しく、今回のフィールドを案内してもらった。

富山県は山岳渓流釣りのフィールドが豊富で、魚影も濃い。今回取材したフィールド以外にも良いポイントがすぐ近くの場所にある。筆者もたまに石黒氏に連れて行ってもらっている。次はプライベートでまたいきましょう。次こそは筆者も坊主を脱出できるように頑張ります。でも、坊主でも山に入るのは気持ちいいです。また誘ってくださいね(坊主っていうのは1匹も連れなかったということ。悔しいです)。

JB74W JIMNY SIERRA
[外観]
 ORSタニグチ テールランプガーニッシュ
 アピオ ヒューエルリッドカバー
[エンジン&パワートレイン]
 ORSタニグチ コンペマフラーR
 ネオプロト スワンクロスメンバー
[サスペンション]
 オートサービスイシグロNAUGHTYサスペンション
[タイヤ&ホイール]
 アピオWILDBOAR SR
オープンカントリーR/T 215/70R16

鮎釣りのスペシャルマシンはコチラ

富山エリアの鮎釣りにおいて、トップクラスアングラーの上野氏。乗っているJB43は、鮎釣りに対応するべく様々なスペシャル装備が施されている。専用として使う場合、特化装備を装着していくことで、使いやすくなることの証明とも言えるマシンだ。

オートサービスイシグロ
電話:076-468-0345 
住所:富山県富山市西塩野374-5
営業時間:11:00〜19:00
定休日:日曜、第1/3月曜、イベント開催日

Photos by高原義卓 Text by那須一博
ハイパーレブ Vol.254 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.9より

著者プロフィール

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