さらなる高度化に期待が膨らむ、「レクサス セーフティ システム+」&「レクサス チームメイト」

【これからどうなる自動運転】Lexus Safety System+とレクサスチームメイトの2本立て |第4回/国内自動車メーカー自動運転の現在地 LEXUS編

現在、各メーカーは独自の名称で運転支援システムをアピールしている。今回は、日本の自動車メーカーの自動運転に向けた進捗状況をチェック!
ハンズオフのテレビCMを見ていると“自動運転はもうすぐ?”と思ったりもして…。運転支援と自動運転~そこには大きな隔たりがあるようだ。

今後はトヨタとのADAS機能の共通化が進む!?

レクサスのADASは、Lexus Safety System+(レクサス セーフティ システムプラス)と、レクサスチームメイトの2つがあります。

それぞれが、トヨタブランドのADASに準じるシステム構成になっています。

トヨタが企画や設計をするレクサスでも、新車販売価格の違いやブランドのイメージからして、ADASでもレクサスがトヨタの先を行くようなイメージを持っている人もいるでしょう。

確かに、筆者が2010年代半ばに参加した、トヨタが一部の報道陣向けに静岡県の東富士研究所で実施した予防運転技術開発に関する長時間に渡る技術説明会では、「ADASでは、まずレクサスで最新技術を搭載して、段階的にトヨタ車にも広めていく」という方向性を示していました。

しかし、トヨタの予想を超えるスピードで、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリングなどの新サービス、電動化)がグローバルで進み、トヨタ車でも最新ADAS機能をいち早く導入する流れができました。それが、トヨタセーフティセンスの高度化であり、またチームメイトです。今後も、レクサスとトヨタはADAS機能の共通化が進むでしょう。

著者PROFILE 桃田健史
1962年8月、東京生まれ。日米を拠点に、世界自動車産業をメインに取材執筆活動を行う。インディカー、NASCARなどレーシングドライバーとしての経歴を活かし、レース番組の解説及び海外モーターショーなどのテレビ解説も務める。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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