トヨタ・ランドクルーザー[300系]のサスペンションを眺めてみる 公開日 2023/01/29 更新日 2023/01/29 ニュース 著者 Motor Fan illustrated編集部 2021年6月の登場以来、高い人気からもはや希少車の扱いといっても差し支えない300系ランドクルーザー。ラダーフレームを堅持するクロカンAWDの雄、その脚周りをご紹介しよう。 合計枚数11枚 すべての画像を見る 目次 リヤサスペンション:3リンクリジッドアクスルフロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン式 リヤサスペンション:3リンクリジッドアクスル 200系から形式は継続、トヨタ呼称は「トレーリングリンク車軸式」。ラダーフレームについてもTNGAが適用され、本車ではGA-Fとして結実した。 右リヤサスペンションを後下から。ホーシングから伸びる3つのブラケットは、外側がダンパーブラケット、中側がトレーリングリンクブラケット、内側がラテラルロッドブラケット。 同部位をもう少し車両中央寄りで眺めたところ。ラテラルロッドは、ここから車体(ボディ)に向かって左斜め上に接続される。 というわけで、左側にはブラケットはふたつ。 リヤサスペンションを前左側から眺めたところ。ホーシングの前にはアンチロールバーが見える。ダンパーはクロカンAWDらしい、ストロークを確保した配置。ちなみに「ホーシング」とはHousing=ハウジングのこと。 フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン式 左フロントサスペンションを後下から。ハイマウント型のダブルウィッシュボーン。 右フロントサスペンションを前から。ロワーアームの前側には、アンチロールバーリンクとダンパーがマウントされる。 左フロントのナックル。タイロッドエンドおよびロワーアームとの締結部。ナックルはアルミ合金製だが、アームやリンク類にはスチールを多用し頑強な印象。 アッパーアームとダンパーマウント。ラダーフレームに受けを設けマウントする。アームはスチール製の上下最中合わせ溶接構造。前後の軸配置は後ろ下がりとしているようだ。 ロワーアームもスチール製の上下最中合わせの溶接構造。ブッシュ配置は前後水平に見える。 キーワードで検索する検索 シェア 投稿 ブックマーク # サスペンション (13)# サスを眺める (12)# トヨタ (48)# ランドクルーザー (5) 著者プロフィール Motor Fan illustrated編集部 続きを見る