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機能アップデートの概要
今回のアップデート内容は、社用車を利用する人の飲酒運転を抑制する機能の1つ。社用車の利用者は「Bqey」で社用車の予約後、オフィスや在宅勤務時の自宅などで運転前にアルコールチェックを実施する。その際にアルコールが検知された場合は、車両のドアの解錠を制限し、運転できない状態にする機能が追加された。本機能により物理的なドアのロック状態を維持することで、酒気帯びの方の運転を抑制できるほか、管理者は安心して車両の貸し出しを行うことができる。
東海理化は 2022 年 4 月に「Bqey」のサービスを開始して以来、顧客の声を反映しながら日々機能のアップデートを行ってきた。今回の機能を追加することで、アルコールチェックをしていない方や酒気帯びの方の運転を抑制でき、飲酒運転の撲滅に貢献する。また、アルコールチェックの義務化にも対応ができ、企業としてのコンプライアンス強化にも貢献する。
アルコールチェック義務化とは?
2022年に道路交通法が改正され、一定台数以上の白ナンバーの社用車を所有している企業に対してアルコールチェックが義務化された。2022年9月14日には、半導体不足などの要因から市場でアルコール検知器不足となり、入手が困難になったため、義務化が延期されていたが、先般6月8日に警察庁から「アルコール検知器を用いた飲酒検査を2023年 12月1日から義務化する」という発表があった。
多くの企業では「義務化に何から対応したらいいのか分からない」、「アルコール検知器は使っているが、今使っているシステムでは効率的に義務化へ対応ができない」など、さまざまな課題がある。そのような課題を「Bqey」は解決し、安心して法対応ができるサービスをが提供されている。