スズキ・新型アルトのサスペンションを眺めてみる 公開日 2021/12/24 更新日 2022/01/18 コラム・連載記事 著者 Motor Fan illustrated編集部 スズキ・アルトがフルモデルチェンジを果たし、試乗会が開催されたので、現車でサスペンションの構造を仔細に眺めてみた。 合計枚数10枚 すべての画像を見る 目次 リヤサスペンションフロントサスペンション リヤサスペンション リヤサスペンションを右後方から。形式はトーションビームアクスル。ばねとショックアブソーバは別軸配置。新世代プラットフォーム「ハーテクト」のビルトインフレーム然としたなだらかな部材が車両前後を貫くのが見て取れる。 リヤサスペンションを左側方から。ビーム部は下開放のU字形状。車重が軽いことと車両特性から、アンチロールバー(=スタビライザー)は採用していない。 トレーリングアーム部。ピボット部はボディ側に埋め込み、1G状態ではご覧のような軸配置となる。 ブッシュ/ピボットを下から眺めたところ。矢印は進行方向。ご覧のようにハの字を描く軸配置としている。 フロントサスペンション 右側フロントサスペンションを前方から。形式はマクファーソンストラット。ロワーアームは板金製の打ち抜き形状で、前がホリゾンタル/後がバーチカルブッシュ。リヤ同様、アンチロールバーは備わらない様子。 左側フロントサスペンションを後方から。ボールジョイントは上向き。タイロッドは後ろ引きで、タイロッドエンドは見事にまっすぐ。ホイール径は先代の13インチに替え、直前にデビューしたワゴンRスマイルと共通の14インチとなった。 サブフレームのマウント部。アームを伸ばしてモノコックのフレーム部に剛結する。その奥に映る黒い筒〜アルミ鋳物はステアリングシャフト。 サブフレーム後半部。リヤ同様に屈曲点のないビルトインフレームの様子がよくわかる。 試乗車の装着タイヤはダンロップ・エナセーブEC300+、サイズは155/65R14。先述のとおり、ワゴンRスマイルで採用されたサイズとホイール径がアルトにも展開された。指定空気圧は前後ともに240kPa。 キーワードで検索する検索 シェア 投稿 ブックマーク # サスを眺める (12)# スズキ (12) 著者プロフィール Motor Fan illustrated編集部 続きを見る