自動車ニュース テクノロジー プレスリリース 車の知識 CX−60 マツダ マツダCX-60のサスペンションを眺めてみる 2022.05.18 20:51 by Motor Fan illustrated編集部 この記事の画像をもっと見る(全14枚) 縦置きプラットフォームに直6エンジンを載せる。話題にならないはずのないマツダCX-60(試作車)に乗る機会があったので、これ幸いと脚周りをこれでもかと眺めてきた。 連載サスを眺める INDEXリヤサスペンション:マルチリンク式フロントサスペンション:マルチリンク式ダブルウィッシュボーン リヤサスペンション:マルチリンク式 右側リヤサスペンションを後方から。ロワーリンクの2本とトーコントロールリンクはスチール製の板金溶接構造。ロワーリンクには空力のための樹脂製カバーが備わる。サブフレームのマウントブッシュの巨大さが印象的。 同部位をナックル側に寄って見たところ。リンク類の配置は車両の姿勢変化を考慮したディメンジョンとしている。 右側リヤサスペンションを上方から。アッパーリンク2本のナックル側接続部はボールジョイントを用いることで不要な変位を抑制、手応えがありながらよく動く脚周り設計とした。アッパーリンクは2本ともにアルミ合金製。 同部位を前方から眺めたところ。ボールジョイントは横一列に並ぶレイアウト。ナックルはアルミ合金製。 リヤデファレンシャルユニットは、アンダーカバーや排気管に阻まれ、かろうじて顔をのぞかせる程度。 フロントサスペンション:マルチリンク式ダブルウィッシュボーン 右フロントサスペンションを前から。ダンパーはドライブシャフトをよける二股で、ロワーリンクにオフセットなしで接続。 ロワーピボットは回転軸を追い込む格好でナックルに接続される。アンチロールバーリンクもロワーリンク前から。タイロッドは前引き。 サブフレーム側ピボットは、前側のブッシュはコンパクトなのに対し、後側は容量を確保、NVHと運動性を両立させる。 左フロントサスペンションを後方から。ロワーリンク後側は前側と2点留めで締結する構造。 アッパーアームはスチール製の板金溶接構造。ダンパーマウントはキャストアルミとして高剛性と軽量化を両立させる。 ナックルはアルミ合金製。長い腕を上方に伸ばし、アッパーリンクとボールジョイントで接続する。 ステアリングラックギヤボックス。EPSとしてはピニオンアシスト式。 ドライブシャフトはレイアウトを優先したことで、エンジンのオイルパンを貫通することとなった。 連載 サスを眺める プレスリリース 2023.01.29 トヨタ・ランドクルーザー[300系]のサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.28 日産・新型セレナ[C28型]のサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.27 レンジローバーのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.26 日産アリアのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2023.01.25 日産フェアレディZのサスペンションを眺めてみる テクノロジー 2022.07.20 トヨタ・新型クラウン(クロスオーバー)のサスペンションを眺めてみる 連載の記事一覧へ テクノロジーの関連記事 マツダ CX-60の厳選中古車物件情報 中古車トップ 【注意】 自動車カタログ・厳選中古車情報に掲載されている写真は、年式やグレードの違う車種が含まれます。掲載されている写真はそれぞれの車種用でないものも含まれています。また、対応は年式やグレード、 装備などにより異なる場合があります。購入の際は必ずご確認ください。 商品の価格・仕様・発売元等は記事掲載時点でのものです。商品の価格は本体価格と消費税込みの総額表記が混在しております。商品を購入される際などには、メーカー、ショップで必ず価格・仕様・返品方法についてご確認の上、お買い求め下さい。 購入時のトラブルについて、出版元・編集部は一切関知しません。また責任も負いかねます。