プジョー308(P5型)のサスペンションを眺めてみる 公開日 2022/05/18 更新日 2023/01/09 コラム・連載記事 著者 Motor Fan illustrated編集部 プジョー308が3世代目を迎え、P5型にスイッチした。プラットフォームは先代継続——と聞くと後ろ向きなイメージ。しかし試乗した印象は真逆の「塾生の極み」であった。 合計枚数11枚 すべての画像を見る 目次 リヤサスペンション:トーションビームアクスル式フロントサスペンション:マクファーソンストラット式 モーターファン・イラストレーテッド vol.188から一部転載、写真を追加 リヤサスペンション:トーションビームアクスル式 リヤサスペンションを右前側から眺めたところ。形式はトーションビームアクスル。ビーム部は丸パイプをU字断面につぶしたような形状で、表面に不思議な塗装がなされていたのが印象に残る。 リヤサスペンション右を後方から。ばねの外側にバンプストップラバーを配し、1Gでタッチするセッティング。 TBAのピボット部。トレーリングアームは板金箱型の溶接構造。 右側ピボット部を下から。ご覧のように、左右でハの字を描く軸配置。 ダンパーは少々の後傾配置とし、トップマウントはリヤホイールハウス内に前後方向のピボットを置くレイアウトで、全長が短くコンパクトな印象。 フロントサスペンション:マクファーソンストラット式 フロントサスペンション右を前下側から眺めたところ。アンチロールバーリンクが樹脂製であることがユニーク。 ロワーアームは板金打ち抜き構造でサブフレーム側にガセットを溶接する。ブッシュは前水平軸/後垂直軸。ボールジョイントは3点留めの別体部品。 フロントサスペンション左を後側から眺めたところ。FWD車の常道で、ステアリングは後ろ引き、タイロッドエンドはアルミ合金製で少々湾曲する形状。 ナックルはスチール製。タイロッドエンドのボールジョイント軸は上向き方向。 サブフレームはアルミ合金製で、近年の「マウント側頑強/アーム側軽量」の印象。手前に横たわるのはアンチロールバー。 キーワードで検索する検索 シェア 投稿 ブックマーク # サスペンション(13)# サスを眺める(12)# プジョー(1)# プジョー308(1) 著者プロフィール Motor Fan illustrated編集部 続きを見る