大熊町 双葉町 |
・震災以来活用が難しかった農地を活用し、2020年代半ば以降、作物栽培により地力の回復をはかる ・農地で育てた作物を浪江町の復興牧場の牛の飼料としても活用することにより低炭素な循環型農業を目指す |
浪江町 | ・2025年度に運用開始予定の復興牧場で飼育する牛の糞を活用した肥料の一部を大熊町・双葉町の農地に提供 |
トヨタ | ・大熊町・双葉町の農地の土壌成分データの計測・分析、ドローンによる生育状況把握など、これまでの浪江町などにおける研究・開発で得た知見の提供 |
また、将来的には、民間6社が参画し、エタノールの効率的な生産システムを研究する「次世代グリーンCO₂燃料技術研究組合」(福島県双葉郡大熊町)との連携が目指されている。大熊町・双葉町の農地で収穫した作物をバイオエタノール燃料の原料として使用するなどの検討が進められている。
大熊町・双葉町・浪江町・トヨタは、震災からの復興に向け連携を深め、低炭素な循環型農業、肥料・飼料の地産地消による輸送時CO₂削減などを通じて、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進させていく。