東海理化が自動運転車社会実装サポート事業に基づく千葉市での実証実験に参加

東海理化は、千葉市が幕張新都心地域で実施する自動運転実証実験(以下、本実証実験)において、安全な走行を実現するため自動運転車両の車外に取り付けられたカメラから撮影する車両周辺の映像を取得する。映像内に映りこんだ個人の顔、または車両のナンバーについてはモザイク処理され、本人が特定されない状態での映像となっている。

自動運転車両のカメラで撮影された映像情報は、遠隔で自動運転車両の運行状況を監視する管制センターにライブ転送され、道路の混雑具合や走路状況の情報などとともに、映像範囲や見え方などを分析、改善することで安心安全な自動運転での移動に資するために利用される。また、本実証実験で連携する産学官における機関が、成果確認および検証に利用するものとなっている。

上記目的のため、本実証実験期間中、自動運転車両のカメラにより、弊社が自動運転車両に乗車される顧客や、同車両の周囲を走行する車両のナンバー、歩行者など本人を判別、特定できない形で当該撮影データを取得・利用する。

【撮影実施期間】
2023年1月15日(日)から1月22日(日)

【撮影場所】
幕張新都心地域の自動運転車両走行場所

【撮影カメラ台数】
12台(いずれも車両ボディに搭載)

【使用車両数】
1車両

また 1月21日、22 日に幕張新都心地域において日野レインボーⅡベースの中型自動運転バスによる実証実験にも協力。車体周辺の遠隔カメラ映像伝送機能の提供・評価を担当する。上の地図はこの自動運転バスの走行予定ルートだ。

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