豊田合成がエアバッグ生産能力の強化を図りインド北部の豊田合成ミンダインディア・ニムラナ工場に生産設備を導入

豊田合成ミンダインディア ニムラナ工場
豊田合成はインドにおける安全規制の強化を背景とするエアバッグの需要拡大に対応するため、同社の現地法人である豊田合成ミンダインディアの本社(ニムラナ工場)の生産能力を強化することを発表した。

インドでは従来から車両搭載が増えていた前面衝突に対応したエアバッグ(運転席用エアバッグ・助手席用エアバッグ)に加え、今後は側面衝突対応エアバッグ(サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ)の装着の進展が見込まれている。これに伴う需要の拡大に対応し、ニムラナ工場を拡張、エアバッグの生産設備を導入することが豊田合成より発表された。

豊田合成は自動車生産が伸びるインドを重点市場と位置付けており、同国における主要な顧客であるスズキやトヨタが所在する北部、西部、南部を中心に、最適な生産・開発体制の構築を進めている。

■豊田合成ミンダインディア(ニムラナ工場)概要

設立2008年4月
所在地インド国 ラジャスタン州 ニムラナ
敷地面積約78,000m2
建屋面積35,000m²(拡張後)、2024年9月稼働予定
生産品目セーフティシステム製品(各種エアバッグ・ハンドル等)
ウェザストリップ製品
従業員数約1,100名(2022年12月末)
投資金額約22億円

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