ジヤトコは「技術と情熱でモビリティの可能性を拡げる」というパーパスのもと、カーボンニュートラルをはじめとする社会のニーズに応え、持続可能な社会の実現に貢献する。今回の「人とくるまのテクノロジー展 横浜」では、研究開発中の電動車両用駆動ユニットe-Axleを初公開。さらに、クルマ以外のモビリティへの取り組みも紹介される。
ブースでは「平行軸タイプ」と「変速機能付きタイプ」の2つのe-Axleを展示。「平行軸タイプ」は高回転モーターとコンパクトなギアにより15インチのパソコンほどのサイズが実現された。超小型サイズながら、軽自動車からコンパクトカーまでの搭載を想定し、最大60kWの出力を発生する。「変速機能付きタイプ」はピックアップトラックや商用車など高い駆動力が求められるクルマに対し変速機を使うことでモーターのサイズアップを抑制し、ユニットの小型化とコスト低減を実現する。
ジヤトコは電動パワートレインの技術や仕組みをクルマ以外のモビリティのドライブユニットにも活かすことを検討している。その取り組みの一例として、モーターアシストと変速機を一体化させた電動自転車用ドライブユニットが展示される。
- 電動車両用「e-Axle」(平行軸)(コンセプトモデル)<世界初展示>
- 電動車両用「e-Axle」(変速機能付き)(コンセプトモデル)<世界初展示>
- 電動自転車用ドライブユニット(アプリ機能付き)